ちゃおチャオブログ

日々の連続

イベリア周遊の旅(34)ビーゴの街並み。

サンチャゴから約1時間、新幹線Renfeは間もなくビーゴ駅に到着する。
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ビーゴ駅は新しく、モダンで機能的だ。サンチャゴ駅の数倍も大きい。
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正面がビーゴ駅。駅は新たに造られ、周辺も区画整備されている。
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駅自体が高台にあり、遥か先にビーゴの湾が見えていた。
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駅前には案外食べる所がない。コンビニなども見当たらない。
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ここへ来るまでビーゴという町を知らなかった。名前すら知らなかった。今日はポルトガルの北端、ポルト市でホテルを予約してある。従って今日中にポルトへ行く必要があるのだが、昨日サンチャゴ駅でポルト行の切符を求めたら、直通の列車はなく、国境の町ビーゴまで行って、そこでポルト行の列車に乗り換えるべきだと言われ、従って今朝、言われたとおりにビーゴまでやって来た。

新幹線RenfeのVigo-Urzaiz駅はまだ新しく、金ぴかの感じだ。マドリッドからの新幹線網が最西端のこの町まで開通してからまだそれ程時間は経っていないだろう。車中気が付いたが、在来線の線路が並行して走っていて、この新駅と在来線の駅とは別の場所にある。スペインの場合、在来線もRenfe新幹線も車両のゲージの幅が同じだから、昨日は在来線の線路の上を最新のRenfe車両に乗って往復したのだ。今日は線路が別だから、昨日の駅、パドロンとはには止まらずに、かなり離れた場所を走って通過して行った。

さて、ビーゴの駅に着くと、改札を出た所で、スタイル抜群のスペインセニョリータが、観光案内をしている。駅が新しく、やって来る観光客へのサービスだろう。まだ時間は8時半。このまま真っ直ぐ在来線の駅まで行くのも早すぎる。少し寄り道をしてこの町の観光でもしてみよう。折角立ち寄ったのだから。聞くと、駅の先に丘があって、そこは城跡になっているという。そこからの湾内の見晴らしも抜群とのことだ。そうだ、どこかで朝飯でも食べて、そこへ行って見よう。ここからポルトまでは100キロ程度。直ぐにも行ける距離で、慌てて行くこともない。

ビーゴ新駅の駅前は新たに開発された区画なのか、綺麗に整備されていて、駅は少し高台にあり、港も少し見えている。駅から丘の上の方に歩いて行く。バルセロナの新市街地でも感じたが、この辺りの街区は幅広の道路が直角に交わっていて、如何にも整然としている。但し、朝食を食べられるようなバールが少ない。坂の途中に1軒あって、そこでクロワッサンを頼み、簡単な軽食を摂る。

丘の上の公園、城跡までは歩いても僅かな距離と思っていたが、歩き出すとかなりの距離だ。スペインに限らず、外国では一区画の長さが日本と比べ、倍以上もある。従って、事前の予想以上に長い距離を歩かされる羽目になるのだが、ここビーゴでもそうだった。クロワッサンの店からは相当歩き、漸く丘の上、4つの街路が交差する大きな交差点に建つ、大きなモニュメントの場所に出た。港の見える丘、城跡のある公園まではここからはもう僅かだ。



駅を出て、丘の上の公園に向かって歩いて行く。通りは計画道路で、幅広く、直角に交わっている。
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通りには案外バールが少なく、途中で1軒開いている店があって、入る。
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今日の朝食は他のお客同様に、クロワッサンとケーキだ。
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駅から歩いて7-8分、漸く丘の上の交差点のモニュメントが見えてきた。
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巨大なモニュメントは一体何を意味しているのだろう・・
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