一連の財務省改竄問題で、財務省関係者の処分が発表された。改竄を指示した佐川局長が僅かに定職3か月、退職金約5000万円の中から500万円が差し引かれる。公文書偽造、変造という公務員としてあってはならない改竄を指示し、それに悩んで自殺した大阪財務局の幹部職員がいたにも拘わらず、省内の処分はこんなに軽いものだ。本来は刑事罰に問われ、解雇され、退職金も支払われるべきでない国家行員法違反の重大犯罪なのだ。
最もおかしいのは麻生で、自ら閣僚給与1年分、170万円を返納する、とのことだが。財務大臣の年俸がこんなもの? 1か月分の給与と間違えているんじゃないですか? 日本の大臣が月収15万などとはあり得ない話だ。麻生さん、時々頓珍漢な発言を繰り返しているが、これもその一つ?
今回の事件で大臣としての責任を取る取らないは別にしても、彼自身、財務大臣としては不適格だ。本来なら、これを機に自主返還などではなく、辞任すべきなのだ。
東芝ノートパソコンは世界でいち早く販売され、一時は市場の8割を占め、自分もダイナブックを現在4台目として使用しているが、売り上げが落ち、毎年赤字続き。鴻海傘下のシャープに僅か50億円で売却されることになった。数年前鴻海はシャープを救済し、シャープも立ち直って、鴻海は莫大な利益を得たが、今回又パソコンで莫大な利益を上げようとするのか・・。日本政府はただ指をくわえて、横で見ているだけだ・・。