ちゃおチャオブログ

日々の連続

8.21.(火・晴れ)葬儀の準備。



早朝、一ノ割から小金井に戻り、喪服を取りに戻る。昨日病院からの呼び出しで、電車の中から見た朝の太陽が、今また同じ方向から昇ってきている。世界に何が起ころうが、人間社会に何が起ころうが、太陽は毎日同じ場所から同じように昇ってきて、世界を照らす。あれからもう24時間たったのだ。人が生きようが死のうが、時間は誰にも万遍なく、時々刻々過ぎていく。
一ノ割には昼前に戻る。午後から生協の担当者と石井葬儀社との打ち合わせ。葬儀は明日22日に執り行うことに決定。身内だけの葬儀だから、お通夜と本葬を兼ねたワンデー葬儀にする。生協、業者が帰った後の午後、何かをする気も起らず、遺体のそばに座り、思い出を話しかける。間欠泉のように悲しみが沸き上がる。昨日今日とテレビを全く付けていないが、これが喪中というものか。冷蔵庫のモーター音が時々響いてくるだけだ。
夕方、息子が早目に会社を終わらせ帰宅。娘夫婦も孫を連れてやってくる。近くの藪そばへ行き、皆で会食。
昨日は全く一睡も出来なかったが、今晩も傍らで添い寝。2時半に目が覚め、蝋燭の炎と本人の横顔を眺め、朝を待つ。長い闘病生活だった。痛み、つらさに堪え、よくここまで頑張ってこれた。娘の結婚、孫二人の顔を見てから昇天した。辛かっただろうが、幸せな生涯だった。