ちゃおチャオブログ

日々の連続

8.22.(火・晴れ)密葬。



9時半、葬儀社が自宅にやってくる。いよいよこれから密葬会場に向かう。最後の2日間、自宅に安眠していた由美子も、いよいよ不帰の人となる。この後はもうどうしても帰ってこれないのだ。
庄和会館に着き、納棺。いよいよお棺に収められ、死出の装束になる。これからの旅路、平安を願う。娘夫婦の孫二人が参列してくれただけでも、陰鬱な気持ちにならずに済んで助かる。棺を覆い、導師の到着を待つ。由美子の希望で曹洞宗僧侶。大宮の寺、安養寺から来ていただく。誠実そうなお坊さん。由美子も安心して旅立てる。
12時からの読経が始まる。由美子の希望で、ごく内輪の密葬。沼津、戸田からもタクシーでやって来ると言うのを断った。長い患いで、最後は静かに旅立ちたいのだろう。ただ直ぐ上の姉、三姉妹の真ん中の姉。大坂の長女が今年の春亡くなり、本人も乳がんの治療中。無理に来なくても良い、知らせるだけでも知らせておいてもらいたい、とのことで、連絡したが、娘二人とやってきた。香典、花輪等は一切なし、ということで案内したが、会場に直接連絡し、綺麗な生花2輪。黄泉の由美子も喜んでいるだろう。
読経が終わってから焼き場へ。そこへ飯田さん他生協の5人がやってくる。時間を間違え、2時からと思ったとのこと。でもお骨拾いに間に合って良かった。自分と由美子とのこうした行き違いはよくあった。最後も又行き違いが生じ、由美子もお冠だろう。
1時間半ほどの焼却で綺麗なお骨になる。骨壺に入れられ、自宅に戻る。既に祭壇が造られていて、そこに納まる。通園清由大師。花が好きな由美子を想い、僧侶の小林さんが付けてくれた。良い戒名だ。
今晩は白木と遺影の前で眠る。相変わらず眠りは浅い。


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