ちゃおチャオブログ

日々の連続

イギリスの3日間(33)エイボン川の畔で

Holy Trinity教会の裏にはエイボン川が流れている。
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川の流れはゆったりと、水を満々と湛え、どこか安曇野の小川を思い出す。
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川面のあちこちにボートやレガッタが水面を滑るように移動している。
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老いたりとは言えイギリス人、優雅なものだ。レジャーの楽しみ方を知っている。
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さて、エイボン川を眺め、再び教会の前庭に戻る。そこは古びた墓地になっている。
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この町はひょっとして長野の安曇野のどこかの田舎町に似ているかも知れない。尤も、安曇野ように、高い山が間近に迫り、高原状の台地ではなく、どこまでもフラットな土地なのだが、自然の景観の中を流れる小川、それを集めた本流もどこまでも流れは静かで、ゆっくりとしている。日本の川のような奔流と言うことはない。このHoly Trinity 教会の直ぐ後ろにエイボン川が流れていて、その川幅はかなり広いものだが、流れが緩やかで、川底も浅く、底が透けて見えるようだ。

この流れの緩やかさを利用してか、沢山のレジャーボートやカッター、ローボートやレガッタ等々、この町の人達なのか、この町へ休暇でやってきた人々の川遊びなのか、澄んだ川面を水すましのようにスースーと目の前を移動している。実に優雅だ。イギリス、老いて国が傾きつつあるとは言え、人々にはこのような余裕も残されている。人生に余裕のある羨ましい光景を見ているような感じだ。

教会裏の川面を眺め、再び教会の前庭、そこは昔からの墓地になっているのだが、その前を通り、駐車場まで戻り、バスに乗って、これからいよいよシェークスピアが住んでいた家の見学になる。駐車場から市内の目抜き通りを通り過ぎ、次の駐車場までは5分もかからない。本当に小さなこじんまりとした町だ。第2次大戦が終わり、世の中に平和が戻ってきて、人々にツーリズムのブームがやってきて、この町も脚光を浴びるようになり、世界中からシェークスピアのフアンがやってきた。その40-50年前から変わらない街の佇み。バスを降りて、いよいよシェークスピアの家に向かった。


シェークスピアの眠るホーリートリニティ教会を後にする。
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バスに乗って再び街の中心部にやって来る。
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次に向かうのはシェークスピアの住んでいた家だ。この辺り、チュウーダー様式の建物が数多く保存されている。
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如何にも古風なイギリス風建物だ。
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さてバスを降りて、シェイクスピアの家に向かうが、入場制限があって、街中で少し時間待ちをする。
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