ちゃおチャオブログ

日々の連続

イギリスの3日間(36)エイボン河畔のシェイクスピア公園。

この川の少し先に先刻のホーリートリニティ教会がある。
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橋の下に公園がある。下りてみよう。
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ああ、これはシェイクスピア公園だ。
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この町の偉人、いや、世界人だ。
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4方向にそれぞれ小型の像が立っている。
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エイボン川に架かる橋の直ぐ下に公園がある。川の流れを上手く利用し、河岸のような所を整備して小公園にしたようだ。その公園まで下りてみることにした。そこはこの町の英雄シェイクスピアを顕彰した公園で、その中心には彼の大きな立像が立っている。いや、よく見ると立っているでのはなく、ロダンの考える人のように椅子に座って何事か思索している。沢山の劇作を書いた人だ。考えることも多かっただろう。その中央の像を取り囲むように、東西南北4方向に小さな像が立っていて、それぞれに説明書きがされている。何か年代別の解説がされているようだが、自分は読むのが面倒くさく、パスをした。

それにしても人が少ない。元々この町の人口は少ないのだろう。普段の日の午前中ときたら、この河畔を散歩する人もいないのかも知れない。ウチのツアーのメンバーも誰も来ていない。大通りからこの川辺まで歩いて5分も掛からないような短い距離なのだが、皆どこへ消えてしまったのだろう・・。先刻のトリニティ教会まで戻って、教会内陣に安置されているシェイクスピアの遺骸でも見に行ったのか・・。そう言えば、教会はこの川縁を少し下った辺りにある筈だが・・。

川には沢山のカモメが泳いでいる。白鳥も一緒になって泳いでいる。カモメがいると言うことは海に近いのだろう。ロンドンから内陸を1時間以上も走り、相当に内陸地の深い土地までやってきたと思われたが、実はイギリス、ブリテン島は瓢箪のような形をしていて、これだけ走って来ると、むしろロンドンのあるドーバー海峡側からは反対側の海、アイルランドに近い方の海までやって来たに違いない。後で地図を確かめると、ストラッドフォードは確かに反対側の海に近く、このエイボン川もここから100キロも下らない先にはイギリス有数の貿易港ブリストルがあるのだ。だからこのシェイクスピア公園の右手横の河岸は嘗ての魚河岸であり、ブリストルからの商品の荷揚場であったに違いない。

そんな風にエイボン周辺をぶらぶら歩いていると、集合時間が近づいてきた。この河岸を上がった直ぐの場所がこの町のメインストリートになっていて、先刻の土産店もある。昔の河港は今の鉄道駅。物人の終結離散する場所だったのだ。だから町で一番の賑やかな場所になる。自由行動で解散場所が集合場所。皆さんも時間を持て余したのか、大分早くから集まり出している。集合時間には早かったが、皆が揃った処で、ここから少し歩いた場所にあるレストランに向かった。これから昼食だ。何が出るのか楽しみだ。


ああ、川には大きな白鳥も浮かんでいる。
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カモメも沢山泳いでいる。カモメがいると言うことは海に近いのだ。後で分ったが、このエイボン川はイギリス一の貿易港、ブリストルに注いでいるのだ。
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さて、集合時間が近づいてきた。そろそろ元の場所に戻ろう。
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この町のメインストリートは今のエイボン川の河港から続いていたのだ。
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皆手持無沙汰だったのか、早目に集まり、早目に昼食レストランに向かった。
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