ちゃおチャオブログ

日々の連続

イギリスの3日間(50)ロンドンブリッジへ。

地下鉄ノースグリニッジ、Emirates周辺では今盛んに再開発が行われている。
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川向うにロンドン中心部の高層ビル街が見える。これからタワーブリッジを見に行こう。
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ロンドンブリッジ駅を出ると、間近にバカ高いビルシャードが見える。
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川向うのCityも良く見える。
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ロンドンにはタワーブリッジとロンドンタワーの二つのタワーがある。この二つともロンドン市中を流れるテームズ川にかかっている。しかしロンドンタワーと言うからには、何か東京タワーのような尖った塔をイメージするが、実際のロンドンタワーは塔ではなく、四角い建物だ。900年ほど前に建てられたこのレンガ造りの建物は、当時としてはとてつもなく高い建物で、タワーと呼ばれたようだが、永らく監獄、処刑場として使用されてきた。特に王族関係の処刑が有名で、羽根を切られたカラスが代々飼われていて、漱石の「倫敦塔」の中にもその情景が出てくる。しかしこの建物の名前が「ロンドン塔」と呼ばれていても、実際にはタワーではないことは、ロンドンに行くまでは分からなかった。

その点、タワーブリッジは明快だ。その名前の通り「塔の橋」である。開閉式のこの橋は隅田川永代橋のモデルにもなっているが、デザイン的な観点からいうと,とても比較にならない程、こちらの橋の方がモダンでシックで斬新だ。2階建てバスで地下鉄駅ノースグリニッジに戻ってきたが、川向うにロンドン市街地が見える。ここからは地下鉄一本でロンドンブリッジまで行ける。タワーブリッジはその一つ下の橋だ。ロンドンタワーは一昨日Cityへ行った際にバスの中から見た。そうだ、これからの午後の時間、タワーブリッジを周辺を歩くことにしよう。

地下鉄ロンドンブリッジ駅から地上に出ると、目の前にシャードの尖ったバカ高いビルが見える。そちらには向かわないで、川の方へ歩くと、河岸が綺麗な遊歩道に整備されたテームズ川に出る。この遊歩道を歩いて行くと、タワーブリッジに出るのだが、その前に軍艦が係留されている。英国海軍の巡洋艦ベルファストだ。これは第2次大戦に活躍した軍艦だが、見た感じは明治の軍艦三笠の方が余程か見栄えも良いし、重量感もある。Royal Navyたるもの、もっとマシな軍艦は残っていなかったのか? そう言えば、最新鋭艦Prince of Edwardは、太平洋戦開始直後に日本海軍に撃沈されたので、見栄えの良い軍艦は無いのかも知れない。

川を下って暫く歩くと、前方にタワーブリッジが良く見える場所に来た。この辺り、リバーサイドで高級レストランしかない。かなりの人がキオスクやコンビニでサンドイッチを買って、テイクアウトしていく。オフィスで食べるのか、どこで食べるのか分からないが、この川べりのベンチに腰かけてサンドを食べている人も何人かいる。自分もそうしよう。タワーブリッジを眺めながら、サンドを食べるのも悪くはない。



川沿いの遊歩道をタワーブリッジに向かって歩いて行くと、川べりに軍艦が係留されていた。三笠よりはチャチな感じだ。
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三笠と同じように観光艦になっていて、乗船できるようだ。
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お腹も空いてきて、川べりに休んで、ここでタワーブリッジを見ながらサンドを食べることにした。
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うーん、ここからのタワーブリッジの見栄えが一番良いか・・
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巡洋艦ベルファストも間近に見える。
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