ちゃおチャオブログ

日々の連続

四国霊場・高知篇(5)神峰寺を下りて金剛頂寺へ。

神峰清水を再び飲んで、山門へ向かう。
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参道の敷石が随分カラフルで凝っている。
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この山門の下で帰りのタクシーが待っていた。
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タクシー乗り場の前の凝った灯篭。
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一時は廃寺同然になっていた神峰寺。明治の廃仏毀釈の嵐が下火になってきた明治後半以降に再建され、境内も整えられてきたが、それまでは、この寺の納経はこれから向かう次の霊場、札所の順番からすると一つ手前の金剛頂寺で代行して行われていた。ここ100年の間に整備されてきたお寺だけあって、現代的な美観も取り入れているようだ。神峰清水の直ぐ後ろがかなり急な崖になっているが、その崖は色々な花の花壇になっている。今は夏で花は咲いていないが、春や秋の花のシーズンには見ごたえもあるだろう。

自分は神峰清水で再び清水を飲むだけだったが、人によっては空のペットボトルを用意していて、清水をボトルに汲んでいた。事前にお寺案内を読んできた人とか、過去にこの巡礼を一度は経験した人達だ。自分も分かっていたら、空のボトルを持ってきたのに・・。ここから山門までの参道の敷石も凝っている。どこから運んできたのか、丸みを帯びたカラフルな石だ。霊場というよりか、観光寺院の感じだ。

山門の下に帰りのタクシーが待っていて、坂を下り降りる。乗車時間は僅かに4-5分、外の景色も十分見られないが、平地の先に海が広がっていた。麓のバス駐車場まで下りて、バスに乗り換える。後ろの山を眺めると、矢張りそれ程高い山ではない。里山だ。この中腹に神峰寺があるのだが、下からはお寺も神社も見えない。夜だったら電灯の明かりで位置は分かるかも知れないが・・。

バスが発車すると直ぐに海岸沿いの国道に出る。本当に海が近い場所にあったのだ。松林の先に太平洋が広がっている。バスが出て暫くして、昼食の弁当が配られる。今日は時間がなく、バスの車内弁当だ。前回も鶴林寺からの下山の際に弁当が配られた。小僧寿しの美味しい仕出し弁当を食べ終わると間もなく、次の霊場、第二十六番金剛頂寺に到着した。



麓のバス駐車場から神峰山を眺める。矢張り600m程度の里山だ。
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駐車場を出ると、直ぐにも海に面した国道に出る。太平洋が広がっている。
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弁当が配られ、次の札所、金剛頂寺までの社内でお昼にする。
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次の札所、金剛頂寺に到着した。
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