長い石段を登った直ぐの場所に護摩堂がある。
![イメージ 1](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/c/commodore/20010104/20010104055640.jpg)
正面がコンクリで出来た本堂だ。
![イメージ 2](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/c/commodore/20010104/20010104055650.jpg)
本堂内陣。奥に真言宗七祖の像が並んでいる。
![イメージ 3](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/c/commodore/20010104/20010104055700.jpg)
豪華な内陣だ。
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今日3番目の訪問先は第二十六番金剛頂寺。高知県安芸郡の神峰寺からは、海岸沿いの国道56号線を走って室戸岬の方向に走る。道路と並行して鉄道があるが、第三セクターの土佐くろしお鉄道が走っている。この鉄道は「ごめんなはり線」という名前で、高知近くの御免駅から室戸の手前、奈半利駅までを結んでいる。殆ど山が海際まで迫っていて、僅かな平地に国道と線路が仲良く並行して走っている感じだ。線路はあるが走っている車両は見えなかった。
少し賑やかな街並み奈半利を通り過ぎると室戸市に入る。室戸の街並みに入る手前の山肌をヘアピンカーブのように道路が造られ、それを登り切った場所に金剛頂寺がある。ヘアピンカーブの高い場所からは、室戸半島の海岸線が左右にずっと伸びている。見晴らしの良いカーブ道だ。バス駐車場からは真っ直ぐ伸びた長い石段の先に山門があり、その先が広い境内となっている。流石昔の勅願寺の面影を残している。室戸には3ケ寺の霊場があるが、ここは室戸の西寺と呼ばれている。開基は嵯峨天皇の勅願により弘法大師が開いた寺である。
大師は中国長安の青龍寺で真言宗第七祖恵果阿闍梨より真言密教、金剛界と胎蔵界の二つの灌頂を同時に受け、第八祖としての伝法を授けられたのだが、この金剛蜜は金剛頂経、胎蔵蜜は大日経によるものとされている。今日最初に訪問した大日寺、それから今参詣する金剛頂寺は、それぞれの経典に由来しているものだろう。
石段を登った直ぐの場所に護摩堂があり、皆それぞれお参りする。正面に本堂。本堂は火災焼失後の戦後の再築で、コンクリで出来ている。今まで回ってきた多くのお寺が火災によって焼失しているが、それはろうそく、線香が日常的に使用され、そうした処からの失火が多かったのだろう。だから今ではどこのお寺も参詣時間の門限が決まっていて、4時半から5時が閉門となっている。ここのお寺は薬師如来だ。ころころせんだりまとうぎ。本堂で唱和し、大師堂に回った。
少し賑やかな街並み奈半利を通り過ぎると室戸市に入る。室戸の街並みに入る手前の山肌をヘアピンカーブのように道路が造られ、それを登り切った場所に金剛頂寺がある。ヘアピンカーブの高い場所からは、室戸半島の海岸線が左右にずっと伸びている。見晴らしの良いカーブ道だ。バス駐車場からは真っ直ぐ伸びた長い石段の先に山門があり、その先が広い境内となっている。流石昔の勅願寺の面影を残している。室戸には3ケ寺の霊場があるが、ここは室戸の西寺と呼ばれている。開基は嵯峨天皇の勅願により弘法大師が開いた寺である。
大師は中国長安の青龍寺で真言宗第七祖恵果阿闍梨より真言密教、金剛界と胎蔵界の二つの灌頂を同時に受け、第八祖としての伝法を授けられたのだが、この金剛蜜は金剛頂経、胎蔵蜜は大日経によるものとされている。今日最初に訪問した大日寺、それから今参詣する金剛頂寺は、それぞれの経典に由来しているものだろう。
石段を登った直ぐの場所に護摩堂があり、皆それぞれお参りする。正面に本堂。本堂は火災焼失後の戦後の再築で、コンクリで出来ている。今まで回ってきた多くのお寺が火災によって焼失しているが、それはろうそく、線香が日常的に使用され、そうした処からの失火が多かったのだろう。だから今ではどこのお寺も参詣時間の門限が決まっていて、4時半から5時が閉門となっている。ここのお寺は薬師如来だ。ころころせんだりまとうぎ。本堂で唱和し、大師堂に回った。
次に大師堂にお参りする。
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大師堂の裏にはガン封じの椿の霊木が祀られている。コブに触ってガンを落とす。
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一粒万倍の釜も納められている。
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![イメージ 8](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/c/commodore/20010104/20010104055750.jpg)