ちゃおチャオブログ

日々の連続

四国霊場・高知篇(3)第二十七番神峯寺へ。

大日寺の山を下りて、次に安芸市にある神峰寺に向かう。
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香南市の田園地帯をバスは走っていく。
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次に向かったのは第二十七番神峰寺。麓でタクシーに乗り換え、山門直下まで運ばれる。右側にこの自動車道を普請した功労者小松氏の銅像が建っている。
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前方に山門が見える。右手には神峰神社に向かう参道も見える。
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第2回目お遍路ツアー高知篇で最初に参拝した香南町の大日寺から次に向かったのは、隣町にある安芸市の第二十七番神峰寺。バスは高台にある香南市を下って、海辺の国道まで出て、暫く走って又山裾に向かい、その山にぶつかった所がバスの終点になっている。この山は凡そ600m程(高尾山とほぼ同じ)の高さの神峰山で、お寺はその中腹の400m程の高さの場所にある。お寺の高さも又高尾山の薬王院有楽寺と同じくらいの場所にある。以前はお遍路道の難所の一つに数えられ、ここも又「遍路ころがし」と呼ばれ、高知の霊場では一番高い場所にある。

以前は大変な参詣路だったのだが、今から半世紀程前、前住職と地元の篤志家小松氏等々の努力により、麓からの自動車道が造られ、今はこのバス駐車場からはタクシーに乗り換えて、お寺の山門直下まで運んでもらえるようになった。数台のタクシーの分乗し、直下まで行き、そこからは数百mの参道を登る。参道の途中に立派な銅像が建っているが、これはこの自動車道を普請した小松氏の銅像だ。後々まで顕彰されている。そこから少し登った場所に山門があり、その手前、参道は二手に別れ、右を進むと神峰神社本社に通じる。我々は左手、お寺の山門に向かって登っていく。

山門を入ると真っ直ぐ平坦な参道が伸びていて、左手に納経所がある。その前の崖の下に清水が流れ出ていて、先達さんの話ではこの清水は土佐名泉に選ばれていて、薬効が高いとのこと。今回の先達は珍しく女性で、背の高い大上さん。真面目な感じの女性だ。皆順番にこの清水で喉を潤し、これから更に200m程続く急坂を登って本堂に向かった。坂道の途中からは眼下の納経所、清水の不動明王などが良く眺められた。



ここも又立派な山門だ。
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山門からは真っ直ぐ参道が正面の崖下まで伸びている。右手に土佐名水の清水が湧き出ている。
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200m程急坂を登り、崖の上の本堂境内に到着する。
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早速本堂にお参りする。今日2回目の心経だ。
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