大日寺鐘撞堂も古い石組の上にあった。
奥の院に通じる参道。
書院の庭は良く手入れされている。
寺は山懐にあって、緑がまぶしい。
第2回お遍路ツアー、最初の札所は香南市にある第二十八番大日寺。空港から近い場所にあり、これから向かう室戸岬最先端にある最御崎寺へのルート上にある。平成の大合併で、全国あちこちの市町村が合併し、新たな町名に変わったが、どこも馴染みのない名前で、町の名前を聞いても、そこがどこなのかは皆目見当がつかない。それは前回の徳島でも経験したことであり、ここ高知でも同様だ。ここ香南市のすぐ隣には香美市という町もあるが、いずれも初めて聞くような市名だ。
寺は少し山間にかかった高台にあり、江戸時代、いやそれ以前からあるような古い石段を登って山門に達するが、周囲を緑に囲まれていて、すがすがしい。畑中や住宅地の中にあるお寺と違って、霊場と呼ぶに相応しい。山門を潜った正面に本堂があり、今回ツアーの最初の般若心経を唱和をする。次いでご本尊の大日如来。大日如来は真言宗の開祖であり、インドで生まれたが、その後中国に伝来し、中国第七祖恵果阿闍梨により空海に伝承され、その際空海は大日如来を意味する遍照金剛の大師号を恵果から授かる。最後に又光明真言を唱える。これも又大日、遍照を意味する真言だ。
本堂の隣にある書院の庭を外から眺め、先刻登ってきた石段を下り降りる。坂の上から香南の街並みが見える。目を凝らしてみればずっと先に土佐の海が見えるだろう。光り輝く太平洋だ。この辺りは戦国の梟雄長宗我部元親が生まれ育ち、戦った場所。この寺にも先勝祈念に訪れたかも知れない。高知と徳島、人口減少県で、前回の参院選から合区となって、2県から一人の議員選出となった。道すがらバスの中ら参院選候補者の看板も見えたが、合計20人は張り出されるボードが見えたが、そこには僅かに二人の顔写真が張られていただけだった。だが、今こうしてお寺の石段から眺める街並みは田舎の町村とは思えない程広がりがあり、朝の陽光の元、輝いていた。
寺は少し山間にかかった高台にあり、江戸時代、いやそれ以前からあるような古い石段を登って山門に達するが、周囲を緑に囲まれていて、すがすがしい。畑中や住宅地の中にあるお寺と違って、霊場と呼ぶに相応しい。山門を潜った正面に本堂があり、今回ツアーの最初の般若心経を唱和をする。次いでご本尊の大日如来。大日如来は真言宗の開祖であり、インドで生まれたが、その後中国に伝来し、中国第七祖恵果阿闍梨により空海に伝承され、その際空海は大日如来を意味する遍照金剛の大師号を恵果から授かる。最後に又光明真言を唱える。これも又大日、遍照を意味する真言だ。
本堂の隣にある書院の庭を外から眺め、先刻登ってきた石段を下り降りる。坂の上から香南の街並みが見える。目を凝らしてみればずっと先に土佐の海が見えるだろう。光り輝く太平洋だ。この辺りは戦国の梟雄長宗我部元親が生まれ育ち、戦った場所。この寺にも先勝祈念に訪れたかも知れない。高知と徳島、人口減少県で、前回の参院選から合区となって、2県から一人の議員選出となった。道すがらバスの中ら参院選候補者の看板も見えたが、合計20人は張り出されるボードが見えたが、そこには僅かに二人の顔写真が張られていただけだった。だが、今こうしてお寺の石段から眺める街並みは田舎の町村とは思えない程広がりがあり、朝の陽光の元、輝いていた。
先刻登ってきた山門に通じる石段。
山門の奥に本堂の屋根が覗かせている。
先刻、この石段を登って、大日寺に向かったのだ。