ちゃおチャオブログ

日々の連続

愛媛(伊予一国)ドライブ巡礼(18)第四十二番四国霊場仏木寺。

第42番霊場仏木寺。この山の向こう側に41番龍光寺がある。

f:id:commodore:20200717181359j:plain

 

凝った造りの山門だ。

f:id:commodore:20200717181558j:plain

 

立派な二層の山門になっている。

f:id:commodore:20200717181652j:plain

 

境内はコンパクトにさっぱりしている。正面に本堂と大師堂が並んでいる。

f:id:commodore:20200717181748j:plain

 

本堂の前には前立観音が立っている。正面に本堂。その左に大師堂。

f:id:commodore:20200717181842j:plain

 

不動堂。

f:id:commodore:20200717182101j:plain

 

ご本尊は大日如来

f:id:commodore:20200717182210j:plain

 

三間にはもう一か所、隣り合わせのような場所に仏木寺という第四十二番札所がある。四十一番龍光寺のある稲荷山を越えた向こう側だ。ナビを見れば車で5分程度の距離。進んで行くと途中の山間が道路工事で通行止めになっていて、車は進行できない。誘導員に代わりの道順を聞くが、方言で良く聞き取れない。どうも本人は地元の人ではなく、どこか遠方から派遣されてきている作業員のようだ。困っていると別の車がやってきて、ドライバーに聞くと、ぐるっと回って、又バイパスに乗って一つ先で下線し、下りたら右手に向かって進むように、とのことだった。こうしたナビでは想定していない道路工事とか突発事故が発生したりすると、困ってしまう。

 

バイパスを下りると四国霊場仏木寺と大きな標識も出ていて、ナビも又現在地から道順を教えてくれるようになり、当初予定の5分から大幅に遅れたが無事に着くことができた。お寺の前は開けた土地で、その先にバイパスの高架道も見える。駐車場の横に立派な山門があり、これは最近になって建て替えられたようだ。草も木も仏になれる仏木寺弘法大師が牛に乗ってやってきたと言われているお寺。鎌倉時代には宇和島を治めていた西園寺家菩提寺になっていて、江戸時代には宇和島伊達藩の庇護を受けていたとのことである。

 

禅宗曹洞宗のお寺のようにさっぱりした感じの境内で、清潔感が漂う。全体に新しい感じで、言われている程の歴史観は感じさせない。境内の中央に観音菩薩像が立っていて、その正面に本堂と並んで大師堂が建っている。参道の右手には聖徳太子を奉る太子堂、不動堂が並んでいる。境内はそれ程広くはないが、コンパクトに纏まっている。この寺は県道に面していて、車で来やすいのか、先刻の龍光寺よりは多少参詣客も多い。巡礼者ではなく、一般の参詣客のようだ。賽銭を投げ入れ、お参りし、お経も唱えないで、そのまま帰っていく。ご本尊が大日如来、と前立観音。これだけでもご利益はいっぱいありそうだ。出口付近にある鐘楼で鐘を撞き、次の寺、明石寺に向かった。

 

本堂に並んで大師堂。

f:id:commodore:20200717182506j:plain

後ろの山を越えた向こうに龍光寺がある。

f:id:commodore:20200717182621j:plain

 

不動堂。

f:id:commodore:20200717182810j:plain

 

鐘楼の前の池にはハスが綺麗に咲いている。

f:id:commodore:20200717182905j:plain

 

なんじゃもんじゃのような花も咲いている。

f:id:commodore:20200717183006j:plain

 

境内から山門は見る。山門の前は県道だ。

f:id:commodore:20200717183116j:plain

 

さっぱりした感じの境内だった。

f:id:commodore:20200717183202j:plain

 

この寺の山号は『一か山」と言う。この「か」は王編に果と書くのだが、2万数千語が登録されているIMEパッドの中にもない漢字である。意味は分からない。

f:id:commodore:20200719104025j:plain