ちゃおチャオブログ

日々の連続

四国霊場・高知篇(17)第三十二番禅師峰寺へ。

ホテルを出たバスは、高知市街地を通り抜け、南国市郊外の物部川を渡る。いや、浦戸湾かも知れない・・。

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遠くに高知市が見えるようで見えない。

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今日の最初の札所は南国市郊外にある禅師峰寺

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高知市郊外にも近く、浦戸湾も見える。

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高知お遍路二日目の今日、最初の札所は高知市郊外、南国市にある禅師峰寺。峰山の麓にあり、地元の人には峰寺(みねでら、お峰さん)と呼ばれているようだが、正式の名称は「ぜんじぶじ」。南国市は昨日来た高知竜馬空港があるのと同じ市で、ホテルを出たバスは市電通りを市の中心部、はりまや橋の前を通過し、一旦は空港のある御免駅方向に走るが、直ぐに右折して海の方角、浦戸湾が見える方向に向かい、浦戸湾手前の山間部を走る。

トンネルを通り過ぎると、直ぐ近くに浦戸湾が見える。この湾は、奥行きが深く、湖のような袋のような形をしていて、珍しい湾だ。こんな内部まで入り込んだ湾は、自分も過去みたことはない。三陸の大船渡、気仙沼、北陸の敦賀にしても、確かに湾の奥行きは深いが、形はここよりは単純だ。だから津波で大被害を受けたのだが、ここ浦戸の高知はそんな心配はないだろう。

時々遠方に高知市街地が見えるが、この辺りは高知近郊とは言え、全くの田舎だ。南国市中心部からも随分と離れている。嘗ての農道がそのまま道路になったような、バスが1台ぎりぎり通れる程の狭い道を入り込み、少し高台に登った先に、大きな駐車場があった。バスを降りて、ここから30-40m程高台に禅師峰寺に向かう。駐車場は最近の戦後になって作られたものだが、寺に向かう石段は江戸時代からあるような古い石畳だ。一歩一歩ゆっくり登って、その感触を楽しんだ。

 

 

トンネルを潜り、山間部に入り、禅師峰寺門前の駐車場に到着する。

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これから200m程、30-40mの高さの参道を登ってお寺に向かう。

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創建の古いお寺で歴史を感ずる。

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海が隆起したのか、奇岩の多いお寺である。

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