埼玉の教員住宅に住む9歳の男児がアパートの自宅前の計器ボックの中で死んだ状態で発見されて3日目、３２歳のてて親が犯行を自白した。教員で42歳母親の再婚相手だ。かっとなって発作的に犯した殺人と自白しているようだが、二人の間には積り積もった相互不信、憎悪が積み重なっていたのだろう。母親は新たなスタートを夢見、１０歳も若い相手を選び、再婚生活を始めたが、結果的にそれは失敗に終わった。一人息子、42歳を考えればもう後はない。人生を試すには、余りにも危険なトライであり、犠牲もかけがえのないものだった。本人の欲望だけで再婚したとは思えないが、再婚時、子供が何歳だったかも不明だが、子供にとっての新たな父親は重大な環境の変化だ。母親はそうした子供の立場にたって再婚したのか・・。学校の先生というからには、普通の人よりは知性も高いかと思うが、矢張りどうしても、結果から言うと、失敗だった。
この先母親はどんな生き方をするだろうか・・。かけがえのない一人息子を再婚相手に殺されて・・。人生の悲劇だ。
