先週てるみくらぶの女社長山田千賀子が懲役６年の判決を受けた。てるみくらぶは以前タイ旅行の際に一度利用したことあったが、裏でこんな自転車操業とは知らなかった。自分はたまたま被害に遇わなかったが、今回の倒産で２０００人以上の旅行者が、振り込んだお金が戻らず、泣きをみている。企業間の詐欺ならまだしも、一般大衆を巻き込んでの取り込み詐欺は許せない。着物レンタル、晴れの日の篠崎社長も同様だ。二人とも一時はマスコミにも取り上げられ、有名人の仲間入りをしていたが、人生は暗転した。晴れの日から刑務所で送る暗い人生になってしまった。
この二つは犯罪と言っても経済事犯だが、昨日、今日発覚した２件は、中年女性が主犯の殺人事件だ。
1件はかすみがうら市で発覚した氏家美穂、44歳の11歳年下の夫の殺人、コンクリート詰め事件。氏家は3回目の再婚だったが、この家には前夫との間の子供3人が死体と一緒に数か月暮らしていた。氏家の神経は計り知れない。
もう一件は鈴鹿市の事件で、45歳の横山富士子が20歳年下の夫を殺害したとするもので、被害者の夫は再婚5人目の夫だった。富士子には最初の結婚でできた長男がいて、25歳で被害の夫とは同年だった。富士子には又新たに愛人ができて、この夫が邪魔になったらしい。
倫理も道徳もない社会になりつつある。この二人の女性は時代の最先端を行っている。同じような女性犯罪が今後も続発してくるだろう。恐ろしい世の中になったものだ。
