ちゃおチャオブログ

日々の連続

12.10(火・晴れ)中村先生告別式。

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4日前、アフガン、ガリ大統領自ら棺を担ぎ、飛行機に乗せられた中村先生の遺体は、一昨日朝、沢山のアフガン人に迎えられ成田空港に到着した。先生の遺体は又沢山のアフガン人に迎えられ、その日のうちに福岡空港に帰ってきた。久留米医大での解剖の後、今日福岡の斎場で告別式が行われた。1200人もの参列者がお別れを告げに来たとのことだが、その中に何人のアフガン人がいたかは、ニュースに出ていない。成田、福岡両空港に集まった以上のアフガン人が弔問に訪れたに違いない。上皇陛下からの弔意も侍従を通じて伝えられた。

73歳。自分と同じ歳の日本人が、これ程偉大な業績をアフガンの地に残し、逝ってしまった。しかも残虐なテロ行為によって。ただ、彼の功績は、アフガンの地に於いて、永遠に残される。何世代に渡って語り継がれるだろう。伝説の人となり、アフガンの父となり、神となる。

偉大な日本人が突然失われ、アフガン人、日本人にとって、大いなる損失だ。ただ、彼の意志はアフガンに於いて引き継がれ、人々の幸せと、生活の向上に寄与し続けれこと、間違いない。先生の良い種は既に撒かれた。希望の種だ。

中村哲先生、深く哀悼し、感謝します。

 

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