ちゃおチャオブログ

日々の連続

江南周遊(35)大運河沿いの商店街。

500m程の商店街には全く人影が見えない。

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通りの途中には公衆便所もある。以前の中国には殆どなかったが、段々こうした公共施設が作られてきている。

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500m程の商店街を往復し、再び先刻の石橋に戻ってきた。

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人口の多い中国では、どこの町へ行っても人で溢れていて、その旺盛なエネルギーに圧倒され、有名観光地やテーマパークなどでは、何かの祭りのような賑わいで、ミニデズニーがあちこちにあるような感じである。人の多いことは商売人にとってはありがたいことで、大量消費に結びつく。

 

しかし今歩いているこの大運河に架かる石橋を渡った先の商店街には殆ど人の姿が見られない。中国ではなく、どこか死んだような感じの通りになっている。あれだけ元気でうるさい中国人の姿が全く見えないのだ。・・そうか・・、そうだったのか・・、今は中国のお正月、春節が終わった直後の次の週だったのだ・・。閑古鳥の鳴き声さえも聞こえない、死んだような街並みになっているのは、春節でいっぱい散財した中国人観光客が全くやってきていないからか・・。

 

大量観光客目当てに数年前に建設整備されたこのお土産通りは、今は当てがはずれて、シャッターを下ろしたままの店舗も多い。春節後の今はそうかも知れないが、再び大量の観光客がイナゴのように押し寄せてくれば、この1週間、1か月程度の売り上げゼロも一気に回復できるだろう。約500m程の通り、歩いている人と言ったら、我々ツアー客程度だが、端まで行って、又元の石橋まで引き返す。

 

先刻は石橋の袂に図書館を見たが、これは芸術館だ。

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運河芸術館となっている。

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館内に入る時間はなかったが、解説板だけは写真に撮っておく。

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