昨日はWHOテドロスデイレクターのパンデミック発表で、世界各国の市場は軒並み大幅に下げたが、今日はトランプショック。午前１０時、それまで東証は下げ渋っていたがトランプの大統領執務室からの国民へのスピーチで、全く予想外の発表があり、ダウ先物を主導して、東京も大きく崩れる。
イギリスを除いて、全欧州からの１ケ月間の米国への入国を禁止する、というもの。当初のスピーチでは物の輸入も含めるとのことだったが、後からツイッターで、物は除くとなり、先物も一時は１０００ドル以上下げていたが、このツイートで８００ドル台まで落ち着いた。
処が５時以降欧州市場が開かれると、各国６～７％を越える大幅な下げに見舞われ、NY先物もそれに釣られて、５％以上、１２００ドル以上の下げで動いている。
トランプは人々の期待とは全く逆の方針を打ち出し、史上に破壊的なダメージを与えた。いずれこの状況が続き、更に深まって行けば、彼の再選はない。次の大統領はバイデンだ。
東証は既に１万９０００円を割っている。韓国湖スピは２０００のラインを大きく割り込んでいる。ロシアなど１０００を切るのは時間の問題だろう。各国の市場が崩壊しつつある。
