ちゃおチャオブログ

日々の連続

6.16(木・曇り)国会閉会、来月参院選。FRB0.75%利上げ...東証、漸く反発、欧州、先物大幅安。



 

昨日国会が閉会し、来月10日、参院選が決まる。昨日夕方の総理会見、全ての法案が会期内に成立したのは27年ぶりだと言っていた。与野党、こぞって補助金や救済金の積み増し請求で、反対する党も無く、争点のない穏やか国会だから、そういうことになるだろう。国会が段々仲良しクラブになってきている。国民民主などもう既に第2与党だ。参院選を戦うと言っても、戦いにはならない。

 

今朝未明の3時、FRBパウエル議長、予想通りに0.75%金利を上げる。これも又27年ぶりの大幅利上げだ。従来の0.25%の3倍の上げ。市場では事前に予想されていて、昨日まで連日大きく下げていたが、この発表を受け、大幅に上がる。ダウで303ドル、ナスダックは270ポイント、何と2.5%も上げた。

それを受けて東証前場は600円を越える上げもあったが、後場から萎んで行き、最後は105円高。上げることは上げたが、全く勢いはなく、精彩に欠く。

恐ろしいのは先物で、昨日上げた欧州は、今日は大きく下げ、ダウ先物も6時現在2%の600ドル、ナスダックはそれ以上にひどく3%の300ポイント以上の上げ。東証先物、現在2.8%、700円以上の下げとなっている。明日は金曜日、本当の嵐に見舞われるか・・。

世界の市場は心休まる一時もない。それもこれも皆、プーチンがばら撒いた地獄の洗礼だ。