ちゃおチャオブログ

日々の連続

江南周遊(75)中国シルクの土産店。

今回ツアーで最後にやってきたのは、シルクの土産店。

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案内役の説明員は手慣れたものだ。

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珍しい繭玉を手に取っている。

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過去10数年、あちこちの国のツアーに参加したが、中国ほど土産店への立ち寄りが多いツアーはない。欧州のツアーでは自由時間があって、その間にツアー客は思い思いの店に行って、好きなものを買うことができるが、中国は商売熱心で、必ず1か所以上の立ち寄り先がある。去年行ったベトナムでも中国の影響を受けているのか、現地ツアーに参加したのだが、同じようにShopping Tourが組み込まれていて、国境を接した国同士、似た者同士だった。そういえば、日本の国内ツアーでも、それはある。ツアー客の便宜を図って買い物ショッピングが組み込まれているのか、ツアー会社の利益の為にやっているのかは分からないが、こうした店では押しなべて市中で売られている値段よりは、大分割高だ。それでも客の何割かは買っていく。

 

無錫では真珠店、蘇州では寝具店、ここ上海ではシルク店。確かにツアー代金は安いのだが、それに数倍するお土産代がかかってしまう。それが現地Land Operaterの狙い目かも知れないが・・。毎日入れ替わり立ち代わりツアー客がやってくる。説明する側は毎日リピーターのように繰り返す。聞く方は初めてだから新鮮に思える。他との比較は出来ないから高いか安かも分からない。大道芸人の手品に掛かったように、口八丁に乗せられる。だから客の何割かは必ず何かを買っていく。Land Operaterとすれば、ツアー料金が安くても、それなりに辻褄が合って、ペイするのだろう。

 

こうしたシルク店には過去のツアーで何回か来ているので、自分にはそれ程興味はない。又買う積りもなかったが、話を聞いていると、引き込まれてしまう。つい欲しくなってしまう。そういう処が商売上手と言われる由縁かも知れない。中にはかなり高額な商品を買っている人もいる。シルク=絹だから高額になるのは当然だろう。安価な人絹とは違うのだから。日本の絹織物だって、とてつもなく高い。金襴緞子大島紬などはもう芸術品の域になっている。結局自分は何も買わないで店を出る。もう高齢だ。これ以上物を増やしてもしょうがないだろう。

 

真綿は実際薄くて軽くて、保温力がある。

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皆さんお気に入りを買って、ご満悦。

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さて、これから最後の昼食レストランに向かう。

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