明石寺を出て、一旦西予のインターまで戻り、国道沿いにある道の駅「どんぶり館」に入る。
駐車場も車が多数止まっていたが、店内も客の入りは多いようだ．
四国へ来て、刺身を食べない方はない。おや、うどんまで付いて来た。
ああ、これは良い定食だ。刺身にうどん。
明石寺から下り、駐車場の場所まで戻ったが、相変わらず車は止まっていない。境内で参詣客に数人出会ったが、自分が写真を撮ったり、ゆっくりしている間に、皆お参りを済ませ、帰って行ったのだろう。又、土日ならいざ知らず、このコロナ禍で月曜日からハイキングにやってくる人もいないだろう。ドライブインを兼ねた土産店で暇そうにしているおばちゃん店員に何かお昼に食べるものはありますか？ と尋ねると、今は食堂はコロナの間中ずっと休業です、との答え。
このお寺はやや過疎の場所にあり、近くに食堂があるとは思えない。そこで、どこかお昼を食べる所はあるのか再度尋ねると、ずっと下って高速入り口まで出て、国道を左に少し行った先に、どんぶり館という大きな道の駅があります。そこなら何でも食べられますよ、と親切に教えてくれる。その親切返しに、店先に置いてあった赤ちゃんの頭ほどもある大きなミカンを買う。せとかとかはるかとか言っていたが、伊予ミカンの一種だろう。売れ残って、ちょっと鮮度が落ちているようだったが、中身はとっても美味しいですよ、と言われ、１５０円払って１個もらった。
高速インターチェンジを過ぎて国道を走ってすぐの場所にその「どんぶり館」はあった。そこまでの国道の左右には何軒かのレストランが美味しそうな看板を出していて、目移りもしたが、折角の店員のアドバイスを忠実に守り、道の駅に入った。広い駐車場は沢山の車が止まっている。今は丁度昼時で、近くの人もやってきているのだろう。地方は特に車社会。どこへ行くにも、ちょっとした距離でも、車を使う。お昼を食べに車でやってくるのはここでは常識になっているのだろう。
外の駐車場も混んでいたが、かなり広い店内もかなりの客だ。ほぼ７割の客席が埋まっている感じ。大都市と違って地方の小都市では、外で食べる食堂も限られているのかも知れない。お昼になれば、みんなここに集まってくるのか・・。一人席に座り、殆ど考えもせずに刺身定食にする。折角四国へ来たのだ。東京では味わえない海の幸を存分にたしなもう。と言ってもびっくりする程の値段ではないのだが・・。
どんぶり館というだけあって、刺身にうどんの丼が付いて来た。刺身は新鮮で申し分ないものだったが、うどんも又腰がしっかりしていて悪くはない。うどんと言ったら隣の讃岐が有名だが、この愛媛も同じ四国圏内、土壌とか気候が影響しているんだろうか。今朝はコンビニ朝食で簡単に済ませたが、お昼の刺身定食で元気百倍。運転中でビールが飲めないのが、残念ではあったが・・。
醤油は広島と同じ溜まり醤油だ。刺身には甘い・・。
レストランに隣接して、地元産の販売センターもある。
地元の人か通りすがりか・・、買い物客もいる。
ジェラートが美味しいとのことで、食後食べてみる。
