ちゃおチャオブログ

日々の連続

7.24(金・曇り)コロナウイルスの親和性。

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昨日の東京都の感染者数は366人、と過去最大を記録する。全国でも981人と、間もなく1000人を突破するだろう。検体数が増えれば、罹患者数が増えるのは当然のことで、驚くには当たらない。毎日10万人を検査すれば、毎日1万人以上の感染者が出てもおかしくはない。そうそう正確に言えば感染者だ。罹患者ではない。昨日の981人の感染者の内、何人か罹患しているのか。正確な数字の公表がないので不明だが、殆ど半分位は無症状感染者かも知れない。残り半分は何ら症状がでないまま、自然治癒する。正確に言えば罹患していないのだから治癒とも言えない。コロナウイルスが自然に体内から消えてしまった、と言う方が正確な表現だろう。

テレビに出てくる感染学者のほぼ99%は、この先の感染者の増大に警鐘を鳴らし、医療崩壊の危険性を訴える。ただ現在までの処、重症ケースは増えてはいないし、ェクモ使用数も極端に増えているわけではない。

今朝の特ダネに国際医療大学の先生が初めて出演し、今回のウイルスはそんなに恐れる必要はない、7割以上の人は知らない間に感染し、知らない間に治っている。このウイルスはインフレと同じ程度だ、等々、視聴者を安心させる解説があった。我が意を得たりの説明で、何故こうした学者が今までテレビに出てこなかったのか、出てくる学者の99%は脅し解説で、国民に多くの心配を与えている。百合子女帝がそれに輪を掛けている。このまま行ったら日本が窒息しそうだ。だが、このウイルスはそんなに狂暴ではないという学者がTVに出てきてくれて、自分はほっとした。政治家は国民を脅かすのではなく、安心を与えるべきなのだ。

 

コロナウイルスは自身の細胞を持っていない為、それ自体では生きることはできない。動物の体内に入り込み、その中で増殖し、生き続ける。動物はコロナウイルスにとっての宿主だ。だから本来はウイルスと動物は仲良しの筈だ。

エイズウイルスが初めて発見された時、その強力な致死性により、人々は恐れおののいた。エイズにかかったらもう駄目だと。その後治療薬なども発見され、エイズは今では難治の病気とはなっていない。それ自体で死ぬことも無い。

エイズウイルスの立場から言うと、新たに人間と言う未知の宿主に入り込み、喜び勇み、縦横無尽に活動した。しかし、そのエイズウイルスもやり過ぎて、宿主を殺してしまっては、自身が生き延びる術もなくなる。だから、ウイルスは毒性を弱め、人を殺さないようにし、人との親和性を高めて行った。それが今のエイズコロナウイルスだ。

同様の事は今回の新型コロナウイルスにも言えるだろう。イタリア、米国等の研究では、新型ウイルスの毒性が弱まっている、との報告もある。世界各国で1500万人以上の感染者、米国でも400万人が感染した。しかし、毎日報告される増加数に比べ、死者数の増加はそれ程ではない。死者数は全体で62万人強、米国で14万人強。それぞれ全体では0.5%、0.35%。この先、更に低下傾向を続けて行くだろう。コロナウイルスと人との親和性が築かれてくるに違いない。我々はエイズで学習した筈であり、この新型コロナにもウイルスである以上当てはまるものであり、過度に恐れる必要はないのだと。

 

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