今日最後の巡礼、五十三番円明寺は松山観光港からは至近の場所にある。
お寺は平地に建っていて、全体が平板で、外の道路からでも中の様子が丸見えだ。奥に本堂も見える。
山門を入ると、中門(楼門)がある。
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内側から見た山門。この山門は八脚門とも呼ばれている。
中門の先に本堂がある。右手は庫裏だ。
松山新港を何故かここでは松山観光港と呼ばれているが、お客の殆どいない近代的なフェリーターミナルビルで、愛媛の名物じゃこうどんのお昼を食べて、今日最後の札所、第五十三番円明寺に向かう。ここからは近い距離だ。午前中頑張ったせいか、午後はこの1ケ寺で終わりになる。この寺の正式な漢字表示は圓明寺と、旧字体を使うのだが、今では観光案内、道路標識なども新字体の円を使っている。ターミナルビルからは、背後の住宅地の中ほどにある。場所的には先の太山寺の山の反対側の位置になるだろう。和気町と言う地名だが、この地名と和気清麻呂との関係は分からない。
平地にあるお寺で、どことなく平板な感じがするが、ここも又今まで巡礼してきた各寺同様に由緒も歴史も深い寺だ。ここも又行基菩薩開基の寺で、彼が彫ったと言われる阿弥陀如来がご本尊とされている。行基は四国で一体何ケ寺のお寺を開基、創建したのだろう。今度時間があったら調べてみよう。駐車場は山門の直ぐ前にあり、道路に面した山門の先に更に又中門が見え、その更に奥に本堂の屋根も見える。起伏の無い平らな地面に建てられたお寺だから、山門の外からでも全体が見えるような感じだ。
二つの山門を潜り、あっ直ぐ本堂に向かう。阿弥陀如来は自分の生まれ年戌年の守護神だ。オンアミリタ テイセイカラウン、梵字ではキリーク。心経、真言を唱える。本日最後のお経だが、もう一か所、隣の大師堂で同じお経と真言を唱え、終了となる。今日一日事故もなく、警察にも捕まらず、落とし物もなく、ご苦労様でした。今日までの4日間で、第四十番観自在寺から始まって、この第五十三番円明寺までの14ケ寺を巡礼した。残り二日間で残りの12ケ寺を巡拝する。殆どが今治と西条に集中しているので、問題はないだろう。この寺の大師堂の横にあるキリシタン灯篭を写真に撮って、ここは早く切り上げて、松山城に向かおう。時間は十分ある、
中門の楼門も立派なものだ。
観音と奥の閻魔堂。
大師堂の横にはキリシタン灯篭がある。
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マリア像が刻まれている。この辺りにも隠れキリシタンがいたようだ。
- 大師堂。