ちゃおチャオブログ

日々の連続

12.13(日・晴れ)白浜、負の遺産の整理。

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昨日は白浜物件の買取人が3時過ぎに来るというので、早めに長沼から戻り、待っていたが、4時になっても来ない。電話を入れると、横浜で長引き、これから向かうとのこと。5時になっても来ないので、再度電話を入れると世田谷を走っているとのこと。向こうから電話を入れるとのこと。

結局やって来たのは6時半過ぎ。上妻(我妻)さんと言うかなり高齢な人。歳を聞くと85歳。茨城出身で不動産業をしていたとのこと。信用できる人かどうかは不明だが、この腐った物件、悪用される価値もないだろう。

取り敢えず3万円もらって登記簿を渡す。他に委任状、譲渡照明等の書類に実印を押す。

登記簿を見るとこの物件、平成元年5月に購入している。800万の売値、全額ローンだから1600万円程の出費となった。10年後からはほぼ毎年150万円からの利益が出る筈だったが、バブルが弾け、契約から5年後位に肝心の高野敏夫商店が倒産。負債だけが残った。ローンは返し終わったが、白浜町、現南房総市から毎年固定資産税の請求が来て、全く負の資産を持ち続ける結果になった。そこへこのような人が現れた。漸く手放すことができる。無事に名義変更が終わってくれるのを願うだけだ。

高野商店ではこの他に赤坂の物件、SFの物件3か所を持っていたが、最初にSFがダメになり、放棄。赤坂は3年ほど前に弁護士事務所が出てきて、無事に20万で手放すことができた。いずれにしてもこの3物件で、6000万円弱の出費。生涯賃金の半分以上を失ったことになった。

ただ、今でも年金は出て、年金が無くならない限り、飢え死にすることも無いだろう。夢はバブルのように破け、50以降の楽勝人生は、うたかたもなく消えてしまった。

 

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