バブル以前に投資した物件が皆焦げ付き、負の遺産として残ってしまった。総額にしたら、計算するのも嫌になる位、多額の損失を被った。日本がバブルなどにならず、三重野や宮沢、武藤等の3Mが変な経済運営などせずに、バブルを上手にランディングさせてくれていたら、今頃は自分も悠々自適の老後を送っている筈だが、泣く子の歳を数えてもやむを得ない。
負の遺産はここ数年で、ほぼ清算できたが、最後に残った白浜の物件。今日亀戸で総会が開かれる。集まった人は10人程度。奥野事務所、藤田弁も同席していたが、今日は発言せず。
長沼さんに放棄手続きの相談をしたが、既に去年で終了した、とのこと。誰か、買受人が見つかるまで、このまま持ち続けなければならない、とのこと。取り壊すには、数億の費用がかかり、一人頭だと数百万の費用負担になるかも知れない。運営会社は去年撤退し、現在空き家になっているが、現状の維持費とか税金が、この先、ずっと費用負担として掛かってくる。負の遺産、死ぬまで手切れできないか・・。
以前兄が住んでいた大島団地まで歩く。もう50年は経っている。道路は以前のままだが、周辺の情景は変わっている。50年経った今、自分がこんな惨めな姿で歩いているとは、自分自身でも想像できなかった。地下鉄大島駅裏に「バーンプー」というタイ料理の店があり、昼ランチ、カオ・・タレ―を食べる。久しぶりにシンハー小瓶を飲む。タイビールは美味しい。
夕方からはラグビーアイルランド戦。世界ランク2位の相手に誰も勝てるとは思っていなかったが、見事大逆転。日本中が喜びに満たされた。