ちゃおチャオブログ

日々の連続

9.29.(日・晴れ)「私の大往生」。ドーハ競歩金メダル!

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今日は雨の予報だったが、予報は外れ、朝から曇り、晴れの状態で、雨にはならない。昨日亀戸へ行き、意気消沈し、昨夜も少し飲みすぎ、元気が出ない。人生の週末、実に下らない人生を生きていることにウンザリしているのか、健康上に何か問題があるのか、兎に角元気が出ない。やる気がない。何かぬれ落ち葉、何かにぶら下がって生きている感じだが、いつ、ポトンと落ちてもおかしくはないし、この程度の人生、残念でもないだろう。車谷長吉が餅を喉に詰まらせて69歳で急死して、もう何年になるか・・。自分より1つ上だから、もう5年になるか・・。彼にとっては、その前から、もう死んだような人生と諦めていたかも知れない。

元気が出ないので、文春の文庫本、「私の大往生」を読む。皆それぞれの人が自身の死生観を語っている。思う存分に生き切った。思い残すことのない人々の人生譚。皆社会に認められている有名人だから、悔いのない人生を生きてきた。どこに出しても恥ずかしくない人生を生きてきた。笑って死のう。大も小もない。人も物も何もかも、皆宇宙の一部であり、宇宙から来て、宇宙へ戻っていく。

予報が狂って晴れたので、野川の彼岸花を見に行く。今日が丁度満開。いつもよりは沢山の人が花を見に来ていた。春と秋の2回、季節は巡って行く。

 

ドーハの悲劇とドーハの奇跡。ドーハは因縁深い場所だ。カタールかクウエートか、日本人にはどちらの国の首都かもよく分からない土地だが、オイルマネーで潤い、世界陸上が何回も行われている。ドーハの悲劇はサッカー、サムライJapanがロスタイムにイランに点を入れられ、敗れ去り、世界大会に進めなかった。ロスタイムの僅か5分間で、日本の命運が大逆転するとは、誰も予想していなかっただろう。

ドーハの奇跡は、今回の世界陸上で、50キロ競歩鈴木がダントツの金メダルを取得。戦後の世界陸上で、マラソン砲丸投げに続く、3個目の金メダルとなった。鈴木選手にとっては奇跡でもなんでもない。元々の自身の実力が発揮されただけなのかも知れない。しかし、テレビ中継を見ていて、最後まで力強いフォームでの歩き、見事な日本人を最後まで演じてくれた。ご苦労様。

 

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