ちゃおチャオブログ

日々の連続

12.16(水・晴れ)全くひどい話。総理の裏腹の行動。

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国政のトップが言うこととやることが全く裏腹であったら国民からの信を失う。その最も良い例が前総理が国会の場でしばしば明言していた、「李下に冠を正さず」、や「綸言汗のごとし」で、前総理は裏では全く逆のことをしていて、新設学部開設に際してはゴルフ仲間のポン友に便宜を図ったり、大阪の小学校新設に関して「自分や妻がいささかでも係わりがあったら、総理大臣どころか、議員も辞める」と明言していたが、その後も総理を続け、今もなお議員職に留まっている。国民はバカにされ、愚弄されているが、米国のような国民運動には発展しない。国民の政治に対する熱意は、全く冷え切って、投票率は年々低下する一方だ。野党のだらしなさがそれに輪をかけているが、この国を変えて行く力が国民の間にも、政界にもない。

その前政権を引き継いだ菅内閣。昨日総理は久々の記者会見で、国民に対し、これ以上のコロナ感染増大を止めるために、Gotoを来年の11日まで一時的に中止する。又、感染防止の為には5人以上の会食を止めてもらいたい、との要請。

そんな要請をした舌の根も乾かない数時間後、あろうことか二階幹事長始め、合計8人での銀座でのステーキ会食。忘年会を行ったのだ。国民の多く、会社の殆どは今年は忘年会は諦めよう、と無念な気持ちでいたのだが、言い出しっぺの本人が、国民の見ていない場で8人の会食! 一体これは何だ! 総理はコロナを退治する気持ちはなかったのか! 強制ではないにしても国民に要請したことを自ら破る。行動パターンは前総理と全く同じだ。国民を尊重しない、国民のことなど屁とも思わない。国民そっちのけで、自分の好きなことをする。検察No.2の東京高検検事長が違法と分かっていても、コロナ禍の外出自粛が要請されているさ中に、賭け麻雀でうつつを抜かしていた。この国はマヒしている。国の指導者が言動不一致の裏腹の行動を取っている。全く情けない国に成り下がってきている。青年将校よ立ち上がれ! 戦前でなくとも、三島由紀夫でなくとも、一市井の人間でも、そう叫びたくなる。

 

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