ちゃおチャオブログ

日々の連続

12年ぶりの石垣島(12)トニー食堂へ。

海上保安部のある埋立地も広大で、向こう側には以前の漁港も見える。

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陸揚げされたモーターボート、クルーザーなどのモータープールもある。

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ホテルへ戻る途中の外洋フェリーターミナルで一休みし、さんぴん茶を久しぶりに飲む。沖縄で飲むお茶。美味しく飲めた。

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ホテルには戻らず、そのまま真っすぐトニーの店に行くことにした。

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石垣海上保安部は埋立地の最先端にある。外洋航路フェリーターミナルに戻るのにもかなりの距離だ。今日のターミナルは就航フェリーがなく、ガランとしているが、中に入って休むことは出来る。ロビーの奥に自販機があり、喉を潤す。自販機には何とさんぴん茶がある。沖縄でしか買えないドリンクだ。久しぶりにさんぴん茶を飲む。沖縄の風土に似あったお茶。三品は三品と書く。一等の一品から始まって、次の二品、更にその下が三品だから、これは特選茶ではなく、普通茶だ。だけれでも、沖縄で飲むこのお茶が一番美味しく感じられる。

 

暫くこの無人のターミナルで疲れを取って、再び歩き始める。自分の歩行がゆっくりなので、元気なInaさんには先にホテルに戻ってもらうことにした。コンテナーヤード沿いの道を離島ターミナルに向かって戻るが、どうも足が言うことを聴かない。休み休み行くが、ホテルに戻っても直ぐに又外に出て、どこか食事を取に歩かなくてはならない。だとすれば、ホテルに戻ることは無く、途中の町中でどこか食べ物やでも探し、Inaさんにはそこに来てもらえば良いのだ。そこで思い出したのが、12年前に行ったことのあるトニー食堂だ。通事さんの店。12年ぶりに会ってみるのも悪くはない。

 

場所はこの町一番の繁華街「おーりとーり」を抜けた先の市役所の傍だ。夜は華やかなネオンで彩られる「おーりとーり」の歓楽街も、今はコロナ禍でネオンも消えて、大半が休業中だ。立ち行かなくなって閉店した店もあるだろう。「おーりとーり」の意味はよく分からないが、石垣方言で「いらっしゃい」とか「ようこそ」の訪問客を歓迎する言葉だ。旅行や移動が自粛され、内地からやってくる観光客も殆どいない。飲食街の人々にとっては残酷な仕打ちだ。耐えるしかない。「おーりとーり」を通り抜け、町の人にトニーの店を聞いたら、市役所の直ぐ向かいの道路沿いにあった。

 

石垣一番の歓楽街、「おーりとーり」もコロナ禍で閑古鳥が鳴いている。

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飲食店街、閉店した店も多いだろう。

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「おーりとーり」を抜けた、市役所の向かいの通りに目指す店はあった。そうだ、正式名称は栄福食堂と言ったのだ。

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そうそう、個々の自慢はヤギ汁。石垣へ来たら、是非一度は食べてみたいと思っていた。

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