昨日から東京でも東京マンボウが始まったが、２週間前からスタートしている大阪マンボウでは、感染者増の勢いが止まらない。今日初めて１０００人を越し、日々記録を更新している。東京感染者の約倍の数だ。大喜びなのは８割叔父さんの京大西脇教授で、感染者が一時下火になった頃は、どこのテレビ局からも相手にされず、久しく姿を見ていなかったが、大阪のこの増勢を受け、最近またテレビ画面に引っ張りだこだ。大阪も東京も、これからドンドン増えると。１万人を超えてもおかしくないと。あり得ない話ではない。誰も将来は予測できないのだから、反論のしようもない。数理統計を駆使する西脇先生のみが、神の御託宣だ。
そんな中、大相撲で一時を賑わした麒麟児が亡くなる。６７歳。まだ若い。鉄砲突きが十八番で、両腕が回転のように回っていた。力士は早死が多い。糖尿病と腎臓の治療を受けていたようだが、数年前に頭部腫瘍の手術も受けていたようだ。花のニッパチ、北の湖と同期だが、その北の湖は早くに逝ってしまった。これからは黄泉の世界で、仲良く相撲談義でもするだろう。
同じ６８歳で、女優の朝比奈順子さんも亡くなった。自分は余りよく知らない女優だが、元宝塚で、日活ロマンポルノにも出ていたと言うから、何かの映画で見たことはあるかも知れない。美人の女優さんだったが、結婚もせず、生涯独身だったとのこと。家族がいてもいなくても、死ぬ時も、死んだあとも、一人だ。淋しがることはない。
