竹富小中学校はスマホでも撮っておいた。
全く素晴らしい学校だ。
仮に又10年後、この島に来ることがあれば、必ずや、ここにやってくるだろう。
ああ、ユリも優しい。
ここでも又月桃が咲いている。
昼顔の一種か・・
ここではブーゲンビリアも大人しい。
人口僅かに300人強のこの島は、島民全体が島の美化に務め、道路も建物も、草花ももう何十年も前の昔の美しい島の環境を今に残している。ここでは沖縄電力も島に協力し、路上に電線も見られない。島全体が一つの観光資源になっていて、貧し気で崩れ落ちそうな古い建物も見当たらない。屋根にしても石垣にしても、台風などで壊れても、そのまま放置しないで、直ぐに修復されるのだろう。仲筋通りの歴史保存地区など、映画のセットにでも出てきそうな、整然とした、麗々しい建物群である。人々が維持して行く費用もバカにはならない額になると思う。
12年前、小学校の先生が、今年は3人の児童が入学しました、と誇らしげに話していたが、この島では移住者を制限してはいるが、それでも年に数人の移住者がやってくる。沖縄自体が人口増加県ではあるが、微々ではあるがこの島も年々増えている。島に移住する人は、自ずと島の仕来りに従い、伝統を重んじることになる。さもないと、僅か300人程度の小さな島で、生活はして行けないだろう。
道端にも、石囲いの内庭には、或いはその石垣の間にも色とりどりの南国の花が咲いている。花の名前を知らないのが残念だ。あの花、この花、としか形容できないが、同じ南国の花でも、この島に咲く花は、どことなく大人しい。長い間、住民によって育まれた南国の花も、住民の愛情によって、優しくなったのか・・。今更自分の無知を呪ってもやむを得ないが、眼に着く南国の花をスマホで沢山撮っておいた。これから改めて竹富の優しい草花を堪能しよう。
ああ、蔓性のブーゲンだ。
道端にも綺麗に咲いている。
民家の庭も花に彩られている。
石垣の上にも花がある。
ゆーなの色だが、ゆーなとは違うようだ。
実に穏やかな島だ。
花はまだまだ沢山撮りためた。今日はこのくらいにしておこう・・。