朝からの小雨。寒い1日。3日連続の巣篭り。全く歩かない。昨日から始まった掛川城の対決、王将戦。決着は2日目の夜半に及び、最後の30分は1分勝負。息もつかせぬ指して争いで、最後は藤井竜王が渡辺王将に打ち勝つ。掛川を制する者は王将を制すると言われている。藤井の19歳五冠王がいよいよ現実味を帯びてきた。
渡辺王将、掛川では過去6回戦って全勝。今回初めて藤井に敗北を喫した。いずれにしても藤井4冠と渡辺3冠。将棋界のメジャータイトル8個を二人で分け合っているが、これからはいよいよ藤井天下の時代がやってくるか。嘗て、絶対王者のは羽生善治が、8冠全タイトルを独り占めしたこともあったが、絶対王者もいつまでも絶対ではない。最近ではタイトル戦に出てくることも無く、途中で敗退している。勝負の世界は厳しい。常に新たな若者が頭角を現し、絶対の座を狙い、追い落とす。
昨日は姿が見えなかった蔵前の貴婦人、いつもは向こう正面の2‐3列目が定位置だが、今日は最前列、土俵審判の隣、砂被りに座っている。ここでは土俵の砂も被るし、倒れた力士に押される危険もあるが、全く身じろぎもせずに観戦している。余程相撲の好きな貴婦人だ。
今日の毎日朝刊1面にはQアノンと目される人物が2017年以来札幌で生活しているとの報道が出ていた。札幌に住んでいてネットを駆使して2020年の大統領選に影響力を行使したり、今度は秋の中間選挙でアリゾナから立候補すると言う。今までは姿と顔を隠してネットで発信していたが、今度は議事堂へ出て、堂々と主張するとのこと。
今米国で話題になっているのは、今度の選挙で上下両院を共和党が占めた際には、大統領をバイデンに代えて、トランプを帰り咲かせるという動きだ。選挙で選ばれた大統領が、議会によって交代させられる。いよいよ米国の政治混迷が深まるか・・。