成人年齢が去年１８才に引き下げられた最初の成人式。各地ではまだ２０歳を祝福するお祝いの行事が主流だ。これから時間を掛けて式自体も１８歳に引き下げられていくだろう。
今年卯年生まれの総人口は９９７万人で、１０００万人を割っている。今年２０歳を迎える人は１１７万人。一つ下の１９歳は１１３万人、更に１８歳は１１２万人。人口は年々減り続ける。去年生まれた寅年の子供が２０年後に成人式を迎える時は８０万人を切っている。何も手を打たなければ、日本の人口が将来１億人を切り、８０００万人、６０００万人と減り続けることは確実だ。ニンジンをぶら下げるだけでは馬は走らない。強烈な対策を打たなければ、日本は衰退していく。総理や政治家にどれ程の覚悟があるか・・。
８０才になる大前研一が選挙制度に関し今日大胆な提言をした。小選挙区、参院を廃止し、１院政にして議員総数は１００名。１院政が妥当かどうかは判断の分かれる処だが、昔から参院無用論は持ち上がっていて、米国上院ですら５０名しかいないのに、日本の参院はその５倍もいる。財政危機が言われて久しいが全く無駄な人員だ。大前さんの言うように、廃止しても良いかも知れない。
衰退していく日本を再度ネジを巻き上げて上向きにしていくには、こうした大胆な政策転換が求めらｆれているのだが、日本の政治屋は自己保身が強く、既得権を手放そうとしない。自分はこの先１０年も生きてはいないだろうが、３０年後、５０年後の日本が心配だ。
藤井王将に取っては相性の良い羽生元７冠。彼も藤井並みにパソコン相手に腕を磨いているようだが、それでも若い人には勝てないか。今の処、コンピューターを越える人間は数人しかいないが、その一人が藤井で、今の処はコンピューターに勝っている。しかし、いずれ近い将来シンギュラリティがやって来て、Deep Learningのコンピューターに勝てない時代はやってくる。コンピューターに支配されない時代にならないように、人類は食い止めなければならない。
