ちゃおチャオブログ

日々の連続

函館の三日間(26)大沼国際セミナーハウスへ。

森林の中にはテントなども見える。

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湖畔には数少ないが紅葉なども見れる。

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でも期待していた程の紅葉ではない。

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全く音のしない静かな湖面だ。

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大沼周回道路には所々案内看板が立っていて、現在位置とか、ここまでの走行距離、ぐるっと1周するには、後何キロあるか、など、親切な案内が出ている。そんな中にここから少しに先に「大沼国際セミナーハウス」という案内表示がある。珍しい、こんな山中の湖畔にどんなセミナーハウスがあるのだろう。箱根芦ノ湖のような国際的な観光地には、湖畔の周辺に沢山のホテルや美術館、個人の別荘、施設も点在しているが、ここ大沼湖畔では、ここまでの処、1-2軒の別荘を見た位で、箱根にあるような賑わいはない。あくまで自然が主体で、自然の景観が唯一最大の売り物と思って、ここまで自転車を走らせてきたが、国際セミナーハウス? 何かこの湖とか随分不釣り合いなモダンな感じの施設があるのか・・。先ずはそこを目指して自転車を走らせた。

 

道路の左側には時々湖面が見える。時々自転車を止めて湖を眺める。先刻広場公園で5-6人乗りのタンデム自転車を見たが、ここでは5-6人乗りのボートだ。五輪の競技に出てくるようなカッターで、全員が息の揃ったオール捌きで、櫂が同時に空に上がり、同時に湖面を叩く。遠方だから音は聞こえないし、漕いでいるのが高校性なのか、大学生なのかも分からない。一斉にオールが上げられ、一斉に下ろされ、スー、スーと音もなくボートが前に進んで行く。ここではこの前猪苗代湖であったボート事故のようなモーターボートは走っていないし、水上スキーなどもない。湖上に見えるのは2艘のカッターボートだけだ。エンジン音のような騒音は全くない。

 

セミナーハウスまでは4-5キロか、時々車が後ろから追い抜いたり、対抗してくる車もある。ウォーキングかハイキングか、歩道を歩く人にも出会う。森の中の小道ではないので、全くの無人ではないのだ。ただその数は極端に少なく、車も2‐3台、歩行者も2‐3人と行った程度。であるから、この雄大な景色は殆ど自分の独り占めだ。コロナ禍が逆に良いように幸いした。沢山のハイカーや渋滞の車の排気ガスを浴びることもなく、ゆっくりのんびり自転車を走らせて、目的のセミナーハウスへ到着した。

 

ここまでの距離、1周するこの先の距離、などが分かりやすく案内されている。

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ああ、湖上にボートがいる。2艘のカッターだ。

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2艘のカッターボートは音もなく去っていった。

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ああ、目的の大沼国際セミナーハウスに着いた。

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