ちゃおチャオブログ

日々の連続

壱岐・対馬2島巡り(3)福岡空港着。

機は定刻の10分ほど前に福岡に到着した。

 

今回の旅行はリュック一つだから、バゲージクレームは素通りして、出口に向かう。

 

出口ゲート横の到着案内板。着陸便数が増えていて、漸く正常に戻りつつある。

 

いろんな所からやってきている。南は沖縄、北は札幌、松本からの便もある。

 

 

福岡に来たのは何年ぶりだろう。過去何回か来ていて、いつが最後だったかは定かに記憶しないが、少なくとも10年以上は前だ。殆どいうか、ほぼすべてが仕事での来訪だった。最初にこの空港に来た時は、まだ地下鉄はできていなかった。以前の板付空港から今の福岡空港に名前が変わってしばらくの頃だったと思う。それ以前は自衛隊か米軍かの軍の共用で、確かどちらかの機が着陸ミスでオーバーランし、フェンスが大きく壊れていた記憶もあった。それからここは軍民共用を切り離し、民間の専用空港となり、その初めの頃のことだったと思う。当時まだYS11が就航していて羽田と福岡を往復していたが、YS11に乗ったのは、この路線だったのか別の所だったのかは、定かに記憶はない。いずれにしても今からもう半世紀近くも前の話だ。

今は機内にモニターもあり、快適な空の旅だ。ただ残念ながら座席が内側と窓の外は雲が垂れ込めていて、富士山や眼下の景色を見ることはできなかった。個人旅行なら事前にネットで座席を予約し、行は右側、帰りは左側の窓席を確保し、往復富士山が見られるように座席を確保しているが、今回はツアーで、そうした決定権はない。コロナ解禁が解除され、まだ数日しか経っていない。にも拘わらず搭乗者はほぼ満席で、みなうずうずしていた気持ちが一斉に解放されたかの感じだ。空の旅にも日常、正常が戻りつつある。

気流の乱れも無く、定刻の12時55分よりも10分も早く福岡空港に着、荷物はリュック一つだから、そのまま出口に出ると、トラピックの小旗を持った添乗員が出口ゲートで待っている。建築家の隈研吾さんと同じ名前の隈さんという。次のフェリーの出発時間の関係で、この空港を2時半に出るという。約1時間半、空港内で時間待ちをするのだが、25人の参加者の中にはお昼を食べていない人もいて、この空港内で昼食を摂るには丁度良い時間だ。出口の横には吉野家もあったが、自分は機内で既に昼は終えているので、昼飯は必要ない。取り敢えずはビルの外に出て、外の景色を眺めて、10年前の記憶を取り戻すことにした。

 

1時間半の待ち時間。出口ゲート横には吉野家もある。

 

一旦ビルの外に出て、周囲の景色を眺める。10年前と同じ場所に、同じような立て看板が立っている。昔と変らない。

 

この景色を眺め、タクシーで何回か市内の中州まで出たこともあったが、後半はもう全て地下鉄だ。

 

以前と変わらない福岡空港ビル。