ちゃおチャオブログ

日々の連続

3.17(金・曇り)一球入魂の大谷投手。ノーマスクノーの日本人。

 

昨日のイタリア戦、視聴率48%と言うから、テレビを見ている家庭のほぼ半数、約5000万人近くの日本人が、見ていたことになる。大谷選手、先発登板。相手打者に対しすごい気迫で立ち向かう。見ていた日本人の多くはこの迫力に釘付けになった。

一球入魂、は言葉では知っていたが、実際見たのは昨日が初めてだった。投げるボール1級1球に魂を吹き込み、全力で投げ切る。感動的だ。勝利投手になっただけでもMVPに値する。

3回裏、打席に立てば、全く意表を突くセイフティバント、4点の大量得点に繋がり、世界の大谷、大リーガーのホームラン王がバントとは! 試合後栗山監督も言っていたが、野球小僧、高校球児の魂を忘れずに試合に立ち向かう少年の姿があった。

イタリアとは9-3の大勝。試合終了後、数時間を置いて、今朝深夜2時、JALチャーター機で決勝ラウンドの行われるフロリダに向かった。

ショータイム! 大谷劇場は後2回、日本人の心を揺さぶり、楽しませてくれる。酒量も増えるが、気持ちよい酒で、健康にも良いだろう。

 

今週月曜日からマスク解禁になって、混みあった電車内とか、一定の高齢者施設以外は原則マスク無し、となった筈だが、日本はそうなっていない。月曜日午後、フィッシング詐欺に遭って、小金井警察へ被害届を出しに行ったが、署内の警察官は全員マスク。自分も念のためマスクを持って行ってよかった。マスク無しだと白い目で見られたかも知れない。聴取に当たった刑事もマスクをしての相談。マスク無しとは行かないようだ。

野川公園では随分以前から自分はノーマスクで通していて、本来、公園内ではノーマスクOKなのだが、それでもノーマスク派は少数だった。今週になっても、その割合は増えず、相変わらず多数派がマスク派だ。

今日スーパーへ行く途中、小学校の前を通り、下校途中の小学生と行き違ったが、小学生全員がマスクをして下校している。

月曜日夕方の記者会見で、総理はマスク無しで会見場に現れ、「全国、今日からノーマスク」と高らかに宣言したが、総理の話を聞く日本人は、少なくとも東京の、この自分が住む小金井周辺では、誰もいない。総理の空振りと言うか、総理の発言に従わない。

3年間続いたマスク生活、日本人の生活習慣の中にしっかり組み込まれ、総理が今日から無しで良いよ、と言っても、直ぐには生活習慣を変えられないのだろう。学校では、これから春休みになって、暫く時間を置き、4月新学年を待たなければ、ノーマスクの世界はやってこないだろう。

会社とか役所とかどうか。誰かが、大号令を掛けて、「明日からダメだ!」と命令しない限りは、直ぐにはノーマスクとはならないだろう。これから陽気が暖かく成り、マスクが鬱陶しく感じるような季節になって、段々マスク無しの人が増えてきて、それが多数派になるのを待って、全員がノーマスクになるに違いない。矢張り、5月の連休まで待たないと無理なのか・・。古風で固陋な日本人の習性だ。