ちゃおチャオブログ

日々の連続

3.22(水・晴れ)感動の1週間、侍ジャパン世界一!



 

野球は筋書きのないドラマと言われる。1回1回ごとの好守交代で、全く違う景色が広がって来る。願いは通じず、思ってもいなかった逆転劇に狂喜する。WBC、この1週間、侍ジャパンの活躍を大いに楽しんだ。何回拍手し、何回小躍りしたことだろう。1次予選、準々決勝、侍が先取され、諦めかけていた瞬間に大逆転打が出て、試合をひっくり返し、大谷、村上が満塁で三振し、佐々木やダルが撃ち込まれてホームランを浴び、地団駄踏んだことも度々あった。吉田、源田、岡本、錚々たる侍達がメインキャスターを陰で支え、勝利に導いた。この1週間、頃程の感動的なドラマはなかった。

今日の最終日、日米対決の決勝戦。先行されつつも逆転し、更に2点差に広げたが、強力打線を有する米国チームには安心できない。8回、ダルがホームランを浴び、1点差にまで追い詰められた。残りは9回を残すのみ。最後のストッパーとして大谷登場。先頭打者をフォアで出し、万事休す。が3番をダブルプレーで仕留め、残りは4番トラウトとの対決。フルカウントの3-2,最後の一球を渾身を振るって投げ切り、MVP3回、300本塁打を打つ大リーガーを見事に三振で打ち取った。大谷歓喜、チームの歓喜、栗山監督の冷静沈着。パブリックビューイングで見ている国内の人々の涙。侍ジャパンが世界一になった瞬間だった。

MVPに輝いた大谷。次の大会3年後には31歳だ。更に技量に磨きをかけ、再びの感動を多くの日本人にもたらしてくれることを願う。