ちゃおチャオブログ

日々の連続

7.16(日・晴れ)浅間の山百合。



 

最高に暑い日。連日の熱暑で外出の機会が減って、歩行数は毎日数百歩。最高に暑いが、熱い中を敢えて浅間に行く。今を逃したら山百合を見れなくなってしまう。いろいろとサボり癖がついて、今年はキスゲエゴノキも見ないうちに季節が終わってしまった。

午後多磨霊園を横切って浅間に向かう。今日は新暦盆だが矢張り花は少ない。100基に1基位の割合か・・。もっと少ないかも知れない。春秋のお彼岸の季節には線香の香りもあちこちにしているが、今日はその香りも全く無い。墓参の車も少ない。矢張りお盆の墓参りは来月だろう。

 

こんな暑い中でも来ている人は何人かいる。しかしその数人の全員は高齢者だ。自分と同じような後期高齢者だろう。40代、50代の若い人は誰もいない。今日は3連休の中日で、家族サービスに忙しいのかも知れない。

ヤマユリには間に合って良かった。後1週間遅れていたら、もう萎れた花しか見れなくなっただろう。だが、この山で一番見事に咲くユリは先の方で切られていた。残念だ。誰が何の目的で切断したのか知らないが、幸せそうな人々を見るのが面白くないのかも知れない。先日判決のあった小田急線内無差別切傷事件も、他人の幸せそうな姿を見るのが面白く無かった中年男の社会に対する復讐だ。

 

この最大のユリが切られて無くなっていても、他のユリがあちこちに咲いていて、その数人の高齢者も毎年この山百合を見にここまでやって来ているのだろう。山百合の香りを楽しむ。加藤青邨だったか、山百合の強い香りに対せり、などの俳句もあったか・・。

久し振りに良く歩いた。7000歩程だが、斜面の昇り降りもあって、負荷はかなりのものだろう。明るい内に風呂に入り、風呂上がりの気持ちよいビールに陶然。