ちゃおチャオブログ

日々の連続

9.14(木・晴れ)プーチン、尻尾を振ってポチになる。

 

悪辣プーチン、人を待たせることが得意技で、どんな重要な国際会議でも、ワザと相手を待たせて、マウントを取ろうとする。20年前の沖縄サミット、居並ぶ主要国7大国の首脳を6時間も待たせて、悠々、泰然自若で乗り込んで来た。前年に漸くG7のメンバーに入れてもらったのだが、この悪態に主要国は追い出してしまえ、と息巻いたが、ホスト国のトンチンカン森、各国をなだめ事なきを得たが、その後が悪かった。プーチンの軍門に下る形で、ポチになったのだ。

その数年後の長門首脳会談。地元山口の春帆楼で半日も待たされて、待ちぼうけを食った安倍。苦情の一言も発せず、晋三はウラジーミルの永遠の友だと言いつつも、森同様に軍門に下り、ポチになった。

ずる賢きプーチンはワザと遅れてやってくることによって、マウントを取り、立場の違いを見せつけていた。引っ掛かった相手は、シュナイダー、森、安倍、宗男に限らず、皆ポチになってしまった。大国意識の強いロシア人に取っては、気持ちよい出来事だったろう。

 

処が、どうしたことか! 昨日は立場が全く逆転した。待たせることが得意技のプーチンが、大将軍様がやってくるのを何時間も待っていたのだ。チンタラチンタラ、最高時速40キロしか出せないオンボロ列車(外観の見た目は派手派手しいが、中身は50年以上前の旧型車)で、ハバロフスクよりも更に遠くの宇宙ロケット発射センターにやってくるのに、1日以上もかかってしまった。

ウラジオストックの国際会議を途中ですっぽかし、早々とロケットセンターにやって来たプーチン、チンタラ列車で中々やって来ない大将軍様を辛抱強く待ち続けた。さしもの短気男でも、旧式砲弾と雇い兵を大将軍様からもらう為には、堪忍袋を破裂させることはできない。もう既にこの時点でマウントを取られ、大将軍様のポチに成り下がった。尻尾を振って大将軍様に媚び、待ちわびるしかない。

一人得意になっているのはキチガイ将軍様だ。勢い余って、プーチンを自国へ招待した。国際社会から爪はじきされ、外国からのお客さんなど誰もやって来ない国へ、のこのこ行く方も行く方だが、やむを得ない。ポチになった以上は、尻尾を振ってご主人様のお招きを受けようと。

 

大国ロシアの国民はよーく見ている。来年3月、大統領選で8割の賛成票を得たとしても、それは上辺のことだ。尻尾を振ったポチの言うことなど、誰が聞くかと。もう先はない。3月まで持つかどうかだと。