ちゃおチャオブログ

日々の連続

9.15(金・晴れ)18年ぶりの六甲おろし。強運の孫さん。滞貨一掃内閣。

 

 

実に長い時間がかかった。サンダースさんに呪われたのか・・。岡田タイガース18年ぶりの六甲おろし。今回も又何人か道頓堀に飛び込む若者が出た。お祭りだ! ハメ外せ! 生死を問わない若者の特権だ。

長い間、日本が東西に分かれ、言葉も文化も異なっていたが、平成、令和になってから、東京の一極集中がいよいよ進んできて、多くの本社が東京に移転した。以前は製薬会社の本社が立ち並んでいた道修町も今は見る影もない。

経済では敗北を喫しつつあるが、それでも文化、言葉などは頑なに大阪流、関西流を守って来て、それが関西人の殆ど唯一の誇りになっている。

 

そうした下り坂大阪人に取って、昨日は久方ぶりの元気が湧いた1日だった。相手は巨人、申し分ない。東京の代表、巨人を破って、優勝を決めたのだ。大阪人が飛び上がらない訳はない。無粋な警官が規制を張って、飛び込み数人に限られたが、こんな時こそ、若者に自由にさせて、ギネスに載るくらいの大盤振る舞いをさせてやったらどうか。お祭りだ! どんどん騒げ、ハメ外せ! 浪速っ子の意気示せ!死人が一人二人でたとしても、やむを得ない。祭りに付き物。それは当人の寿命だ。ここで死ななくても、遅かれ早かれどこかで死ぬだろう。

まあしかし、凄まじい経済効果だ。ある学者の推計によれば約800億円の経済効果があるという。先のWBCが900億円だからそれを越え、先のラグビー、東京大会を越えている。お金のある人はドンドンお金を使って、経済効果を高め、大阪の地盤沈下を食い止めよう。

 

起死回生の孫正義。実に強運男だ。投資会社、ビジョンファンドが失敗続きで、巨額の赤字を抱え、今にも空中分解、瀬戸際に追い込まれた孫正義もタダの人になる寸前、昨日傘下のアーム社がナスダック上場。100%株式を保有していて、一気に評価額が9兆円を超え、滞貨一掃、負債会社から巨額な優良会社に変身した。4-5年前に英国アーム社を3兆円で買収し、去年はそれを4兆円でNビデアに売却する積りでいたが、米国司法省か証取委の横やりが入ってご破算になったが、1年経った昨日上場したら、その倍以上の価値が生まれていた。手放なさかったお陰で、1年間で4兆円以上の利益を手にしたのだ・・。何と幸運な男だろう。

 

孫さんの滞貨一掃ではないが、こちらは本当の滞貨一掃内閣。評論家の伊藤惇夫さんも言っていたが、この内閣に限らず、自民の内閣ではよく聞かれる言葉だ。

20人の改造内閣閣僚の内、留任組の7人を除いた13人が入れ替わった。この内、再登板の上川外務、新藤経済再生を除いた、実に11人が新任だ。待ちに待った大臣の椅子。長らくお待たせし成した! やれやれ、これで漸く地元に錦を飾れるか・・。