新千歳空港。次に来るのは何時になるか・・。
Fairwell 札幌、新千歳!
眼下に苫小牧か室蘭の工場地帯が見える。
予定時刻になって、搭乗が開始された。春秋航空。中国の航空会社で今回初めて搭乗したが、悪くはない。変な外国のLCCよりは余程かマシだろう。中国資本が日本のあちこちに進出してきて、今や地方空港間を飛んで、日本人客を運んでいる。経済の合理主義というか、今や、そういう時代になっているのかも知れない。安くて、サービスが良ければ国籍は問わない。
横長の大きな新千歳空港ビルに沿うように滑走路に出て、一気に飛びあがり、南下する。眼下に直ぐにも苫小牧か室蘭の工業地帯の上空を飛び、海上に出る。その後はずっと雲の上。来た時には見えた津軽海峡も今日は雲の下だ。4日間の疲れが溜まっていたのか、昼間でもまどろむ。どの道窓の外は雲の上だ。札幌成田間は福岡よりも短い。1時間半もかからず下降態勢に入り、夕暮れ近づく成田空港に到着した。成田も本当に久しぶりだ。最近は海外も羽田出発が多く、ここへ到着したのも何年ぶりか・・。
空港の一番端のウイングに到着し、これからリムジーンバス乗り場まで又長い距離を歩かなければならない。稲さんはここから更に機を乗り継いで関西に向かう。里さんは電車に乗って千葉まで戻る。大さんも電車で行く様だ。自分は足がゆっくりなので、皆さんとは到着口で別れ、ゆっくりとバス停に向かった。夕方の早い時間。この時間なら東京駅で乗り換えても、夜は遅くならずに帰宅できるだろう。それぞれがそれぞれの帰路に着き、今回の3泊4日の札幌の旅を終了した。良い仲間に恵まれ、楽しい旅ができた。一人旅も良いが、気の合った仲間とのグループ旅行も捨てられない。・・次はどこに行こうか・・・。
終
暫くまどろみ、眼下を見ると、もう九十九里だ。
ああ、もう成田上空だ。眼下に利根川も見える。
夕焼けの成田空港に到着した。
時刻は5時半、今日はゆっくり帰宅できそうだ。今回も又仲の良い友人4人で、楽しい旅ができました。