ちゃおチャオブログ

日々の連続

9.24(火・晴れ)代わり映えしない野田体制。第2の虐殺が始まった・・。

 

昨日の党首戦で立憲党首に選ばれた野田佳彦、67歳。12年前に政権を失ってからの再登板。政権を失う直前の当時の安倍野党党首との国会党首討論。内閣解散の言質、国会の場での約束をさせられ、消費税率引き上げを公約にした立憲、当時の民主党が大敗し、その時以降、安倍自民の独走態勢が続いた。戦術も戦略も間違えた結果、安倍に足元を掬われ、折角手にした政権を僅かな期間で失わせた最大の戦犯が、今回復帰した。

 

立憲議員、党員が何を考え、この戦犯を再び担ぎ上げたのか、自分には理解できないが、安倍総理国葬の時の追悼演説に目が狂わされたのかも知れない。国会の場での議論は大事だが、それが美辞麗句の連なりで、実行が伴いないものであったら、絵に描いた餅と同じだ。言葉では何でも言える。安倍は政策が正しかったか間違っていたかは後世の政治学者が判断するとしても、政策実行力はあった。

 

昨日党首選終了後、対抗の3人を集め、選挙が終わったからには「No-sideだ」と、これから手を組み、タッグを組んで政権奪取に向かおうとアピールしていたが、今日の党役員人事を見ると、従前と殆ど全く変わらない顔ぶれで、全く新鮮さは感じられない。と言うか、「No-side」どころか、野田シンパを集めて、昨日までの対抗グループを排除している。これでは論功行賞の役員人事で、分党危機の種を植え付けたようなものだ。こんなでは国民の信を得られず、政権奪取など程遠い話になる。

 

少なくとも、昨日まで戦った吉田さんを重要ポストに置いて、少しでも新鮮さを出すべきだったが、唯一の女性が辻本で、代表代行とは、がっかりだ。吉田さんが党首になっていれば、立憲を見る目もガラッと変わり、初々しい新鮮さが出て来た筈だが、議員党員はそうした大胆な選択は出来なかった。3年前、東京8区で新人候補ながら自民元幹事長プラス石原軍団を打ち破った新鮮さは、そのまま党の活力に結びつくものと思われたが、政治の感性は立憲議員党員よりも東京8区選挙民の方が上のようだ。兎も角スタートしたばかりの野田体制。最初から足を引っ張るのはやめて、お手並み拝見としよう。

 

野蛮ロシアと変わらないユダヤイスラエル。昨日はヒズボラを攻撃すると称して、レバノン国内1000カ所以上を空爆し、500人以上のレバノン市民を虐殺している。その中には当然ヒズボラの戦闘員もいたが、多くは一般市民だ。悪辣非道者が赤子の手を捻るようなもので、国があって無いようなレバノン政府からは、全くの抗議はでていない。ヒズボラ本国イランの新大統領は今日、国連総会で演説しているが、困惑した表現しかできない。

 

イラン国民が西側との平和交渉を望み、僅差で新大統領を選んだが、好戦国家ユダヤイスラエル聞く耳も持たず、虐殺に走っている。ガザが一段落し、ハマスが胡散霧消されたら、今度は矛先をレバノンヒズボラに向け、新たな虐殺に走っている。80年前、自分達がナチスに虐殺されたように、今度は自分達が力のない民族の虐殺に走っている。過去3000年の歴史の中でユダヤ人は長い間被虐民族だったが、金融に価値を見出し、戦後の80年、今度は金の力で加虐民族になっている。超大国米国もユダヤの金の力にひれ伏している。ロシアもユダヤも世界を破滅の道に引き込んでいる。