ちゃおチャオブログ

日々の連続

造幣局の通り抜けと醍醐の葉桜(24)「補記」京都三条高倉界隈。

京都の町は古きものと近代が程よくミックスされていて、心休まる。 http://static.app.widdit.com/images/features/searchwiddit.png
 
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三条辺りに今でも残る江戸時代の古い家並。 http://static.app.widdit.com/images/features/searchwiddit.png
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こうした家並を見ていると何十年も前にタイムスリップしたかの感もある。 http://static.app.widdit.com/images/features/searchwiddit.png
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一方で、烏丸通りの煉瓦作りの立派な建物も残されている。 http://static.app.widdit.com/images/features/searchwiddit.png
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どこかの銀行本店を改装して作られた市の歴史資料館。 http://static.app.widdit.com/images/features/searchwiddit.png
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中のホールでこれからお琴の演奏会も始まるようである。
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学生の頃だから今から40年以上も前、半年ほど京都で生活したことがあった。四条丸太町、四条烏丸の土産物商店街を上がった古い民家の2階だった。その後社会人になってから、何回か京都を訪問したり、大阪の帰りに京都に立ち寄ったりして、四季折々の京都を訪ねてきた。大体が有名寺社仏閣が主だった。だからこうして街中にあるお寺、六角堂を訪ねたのは、本当に40数年振りとなる。その間に金箔の仏像なども安置されるようになっていた。これも又時代の移り変わりと言えるのだろう。

さて、六角堂を出てこれから京都駅に向かう。京都の町中を歩くのは実に久しぶりのことだ。変わり映えしない家並と少しは増えた大通りのビルの数。真四角に交差する道路は京都ならではのもので、京都駅に行くにしても、迷わず歩いていけそうだ。大通りの両側、左右に見える山並。京都は山に囲まれているから風情があってよい。しかもその山は近からず遠からず、奈良程は近く無いから圧迫感も受けないで済む。桓武天皇がこの町を都と定め、その後1000年、日本の国都としてあり続けた理由も、この三条、烏丸三池の大通りの交差点に立って左右の山並みを眺めれば、納得できるものだった。

古き家並の直ぐ隣にどこか明治の頃の銀行本店を改装した京都文化博物館が建っている。この辺り高倉町は戦前の、明治大正の頃の京都の金融センター。戦災に遭わなかった街だから、明治の頃のレンガ造りのゴシック建築が今なお、点在している。古き町並みの中の近代化。これも又京都らしい取り合わせだ。古いNTTを取り壊し新しい京都のショッピングモールと生まれ変わった「新風館」。誰か知らない若いミュージシャンがステージの上で歌うのを聞きながら、ジョッキ1杯のビールで今日1日の疲れを癒し、今日の京都を後にした。

日本で一番古い町が常に新しいものを取り入れ、古いものを残しつつ脱皮していく。自分も見習わなわなくては・・。今度は又いつ来れるだろうか・・・。
 
 
 
 
京都のモダンなショッピングセンター「新風館」。
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何かの発表会も始まるようだ。
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名前は知らないが、若いミュージシャンの演奏も始まった。
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タイや中国と比べるとその聴衆の少なさなに可哀そうな気がする。
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十数年前、日本で最初に出来た超モダンな京都駅舎。
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京都タワーも当時としては東京タワーに次ぐものだった・・。 http://static.app.widdit.com/images/features/searchwiddit.png
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