ちゃおチャオブログ

日々の連続

タイ語サークル(5)ตาวさんのレッスン。 ปราบปรามยาเสพติด

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ตาว(ターオ)さんのタイ語レッスンも今日で4回目。最初は話していることが全く分からなかったが、回を進めるごとに少しづつ分かるようになり、4回目の今日は1-2割は話している意味も捉えられるようになった。
 
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今日の解説はタイ南部の少数民族イスラム教徒についてである。
タイは多民族国家であり、北方の山岳地帯にはカレン族คนเขา、กะเหรี่ยง)を初めとする多数の少数山岳民族や、南部マレー半島のマレー系のイスラム教徒などである。
 
 
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タイでは95%が仏教徒であるが、残り5%がこうしたイスラム教徒や山岳民族に普及しているキリスト教徒などである。
 
南部マレーシア国境近くの県、ナラチワート(นราธิวาส)周辺では爆弾テロなども頻発していて、政府はそれら反政府運動の排除、粛清(กำจัด)、処刑( โทษประหาร)、撲滅(ปราบปราม)などを行っている、とのこと。
 
こうした政治用語の中に普通の言葉も話します。
 
例えば「โทษประหาร」だけで処刑、死刑の意味がありますが、更に「命、生命」の「ชีวิต」まで付けて、「死刑」として「โทษประหารชีวิต」というそうです。
 
 
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尚、タイの死刑は今では電気椅子ではなく、薬を使っているようです。
 
更に又、「撲滅」言葉としての「ปราบปราม」がありますが、「ปราบปรามยาเสพติด」として「麻薬撲滅」。麻薬の罪はタイでは死刑に当たるそうです。旅行者も気を付けなければなりませんね。
 
 
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処で、この「ปราบปรามยาเสพติด」の長い単語に興味を持って、帰宅後調べてみたら、この語は5つのワードから成り立っていました。
 
最初の「ปราบ ปราม」は「撲と滅」、
次の「ยา」が「薬」、
「เสพ」が「食べたり、飲んだり、薬を使用」すること、
最後の「ติด」が「くっ付く、常習する」等の意味ですね。
 
バンコクでタクシーに乗って、運転手の間に良く「รถติด」=「渋滞」と良く何気なく使いますが、この「ติด」は「麻薬」も「渋滞」も、同じ意味だったんですね。
 
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「渋滞」が「車」=「รถ」が「くっ付く」、「麻薬」が「薬」=「ยา」が「くっ付く」。
身近なところで共通点を見つけ、秘かに喜びました。
 
 
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