ちゃおチャオブログ

日々の連続

中国・歴史の旅(17)上海中山公園の人々。

上海中山公園には小さな四阿があちこちにあり、人々が余暇を楽しんでいる。
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ああ、二胡の演奏が心地よく響いてくる。
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演奏を聞きながら、こちらでは中国将棋に熱中している。 http://static.app.widdit.com/images/features/searchwiddit.png
 
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一人静かに黙然と彫刻している人もいる。
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遠くではカードゲームをしているようだ。
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何々、賭けポーカーか・・・。中国人は賭け事が好きだ。 http://static.app.widdit.com/images/features/searchwiddit.png
 
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中国は本来人民の国である。人民が力を合わせ作った国である。共産党一党独裁で、党の幹部はヒエラルキーの頂点に立っているかも知れないが、基本的には人民共和国である。だから上海に限らず、各都市には綺麗に整備された公園が造られているし、博物館なども無料の所が多い。形の上では市民中心の国家造りを行っている。

ここ上海中山公園は、市の中心部・人民広場から地下鉄で2-3駅先にあり、ほぼ市の中心に近い場所にある。孫文孫中山の名前から取られた公園だけあって、広大で且ついろいろと手入れがされている。市民の憩いの場であることは間違いない。

公園の中に入ると大勢の市民がそれぞれの楽しみ方をしている。若い人は比較的少ないが、中高年から上の人だ。年金生活者なのだろう。この様に市民が公園で憩う様は、日本の公園では休日以外には見られないこと。当方、ウイークデーに自宅近くの野川公園、武蔵野公園へ時々出かけるが、日曜、祭日以外に人の賑わいを見たことはない。

皆毎日が日曜日。近くの四阿では素人集団が二胡やアコーデオンの演奏をしている。中々堂に入っていて、暫し聞きほれる。二胡の音色は音域が高く、いつ聞いても良いものだ。先の方ではポーカーゲーム。ジャラジャラとテーブルの上に1元硬貨を何枚も置いてあり、ゲームが終わるごとに、その硬貨の何枚かを相手に渡したり、受け取ったりしている。賭けポーカー。庶民のささやかな楽しみだろう。

又一人静かに絵を画いたり、彫り物をしたりと、静かな公園内で趣味に堪能している。しかし圧倒的に多いのは麻雀ゲーム。木陰の一角を仕切って、何卓ものテーブルが置かれ、それぞれガラガラとマージャンに余念がない。又、囲碁や将棋同様、そのゲームを周りから眺めている岡目八目の人の垣。中国人は本当にマージャンは好きなんだ。

広場では大勢の人が凧揚げに興じている。この国では凧揚げは大人の遊びなのだ。ゲーム感覚で揚げている。数百mも伸びた糸が絡まないように上手に糸捌きし、高く、大きく上げている。皆幸せそうだった。
 
 
 
 
林の中で人だかりがしている。何をやっているのだろう・・。 http://static.app.widdit.com/images/features/searchwiddit.png
 
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かなり大勢いるようだ・・。集まって何をしているのだろう・・。
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ああ、マージャンか。これも又中国人が大好きなゲームだ。 老いも若きも老若男女楽しんでいる。
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昼間から野外でこうしてマージャンに興じている。幸せな老後だ。 http://static.app.widdit.com/images/features/searchwiddit.png
 
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立ち見の人も真剣だ。
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遠くではタコも上がっている。
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ひょっとして喧嘩タコ?
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