ちゃおチャオブログ

日々の連続

上海ー新加坡ー吉隆坡ー曼谷4都旅行記(77)続・ハジャイの街歩き。

この町では3年前と比べ、中国の存在感が増しているようである。簡体字と違って繁体字だから、日本人にも読むことができるが・・。
 
 
 
ああ、こうした中国人子弟の学校もある。
 
 
 
これは又中国人墓地だ。
 
 
 
近くには広い公園もある。
 
 
 
あれあれ、コークの瓶に入れてガソリンが売られている。
 
 
 
1瓶満タンで35バーツ約100円の処、3瓶で100バーツ、15バーツも得をする。
 
 
 
 
 
 
3年前、初めてこの町にやって来た時は、イスラム教徒の住民の数は今よりも多いと思った。ソンテウの中で、顔全体を黒いベールで被い、真っ黒な目で見つめられた時の異様さと言うか、魅力と言うか、そうしたエキゾチックな女性をしばしば見かけたが、今回は数が少ない。その代り、以前はそれ程気に付かなかった中国の影が今回は増している。この3年間で変わったことと言ったら、モスレス系の影が薄くなり、中国系の影が濃くなったことか・・。

確かにここ数年、中国の経済は隆盛を続け、遂にはGNPで日本を追い越して世界第2位の経済大国に乗り上がったが、そうした経済力を背景に、中国系住民も力を増し、存在感を高めているのだろうか。先刻のタイ寺院を出てから、「客家」(ハッカ)の集会所を見たり、観音堂を見たり、或は街中に目に付く漢字文字の看板などを見るにつけ、その感を強くした。

しかしタイは基本的にはタイ人を中心とする多民族国家。ハジャイから更に南、マレーシア国境に近いナワニヤート周辺では、時々イスラム過激派との銃撃戦が報じられるが、そうした一部の騒乱を除いては、通常は平和な国だ。異民族は独自の風習、言語を守りつつも、タイに同化し、融和している。騒乱の地に一番近いこの街でも平和が感じられた。バンコク在住のタイ人知人が、当方に対し、スラタニから南は危険な地域だから絶対行ってはダメだ、と強く諌めていたが、実際来てみればそんなことはなく、タイの他の地方同様に、平和そのものだった。

再び街の中心に戻り、大きなデパートの中に入ってみる。何かのショーが、販売促進会でもやっているのか、いつも朗らか、にこやかなタイ女性が、着飾って人集めをしている。明るさが取り柄のタイ人。あっけらかんとした楽天家。彼女たちを見ていると、タイには自殺者などいないだろう。「マイペンラオ」、気にしない、気にしない、「ケセラセラ」の人生だ。
 
 
 
 
今度はデパートに入ってみる。何かの催しをやっているようだ。
 
 
 
賑やかな歌と踊り。タイの明るさだ。
 
 
 
皆さん、お洒落に着飾っている。
 
 
 
いやー、このドンファン、美女軍団に囲まれて!
 
 
 
そこのお嬢さん、こっち向いて!
 
 
 
同じフロアーには小奇麗なカフェテラスもあった。