先月のNHK杯、囲碁決勝戦は山歩きをしていて、誰が優勝したか知らないが、今月からは又新しい頁が開けれている。初戦で敗れ去る有名棋士もいれば、どんどん勝ち登っていく無名の新人もいる。一戦ごとのトーナメント。一つのミスや取りこぼしが許されない。棋士にしてみれば、身骨を削る思いだろう。
今日は新人に近い韓国棋士林が重鎮に近い今村９段を破り、勝ち進む。奥さんが日本人女性棋士。夫婦仲は良いらしい。囲碁の世界では国際結婚も珍しくない。張ウの奥さんが泉ちゃんだ。もうお子さんは３歳位にはなっているか。泉ちゃんも現役復帰してもらいたい。
午後から大山。都立長寿医療センターへ。都立病院だけあって、大きくて立派だ。外の箱だけでなく、中身も立派だろう。先日女子医で医療過誤のような事故が起き、２歳児が突然死したが、専門家集団の中のベールに隠してはならない。こういうことこそ、デスクロージャー、アカウンタビリティ、情報公開が求められる。
韓国フェリー事故、救助された引率の教頭が、二日後に珍島の林の中で、首を吊って自殺した。生徒を見殺しにし、自分だけ助かったのを苦にしたようだ。５２歳。自殺するとしてもまだまだ責任の取り方、果たして彼にどの程度の責任があるのか不明であるが、例えば、遺族の家庭を一軒づつ回り、遺族の非難を一身に受けたうえで自殺するとか、もっと違ったやり方があったと思うが、短絡的だった。むしろ、自殺と言う形で逃げるべきではなかった。
