ちゃおチャオブログ

日々の連続

上海ー新加坡ー吉隆坡ー曼谷4都旅行記(31)セントーサの浜辺。

セントーサのブッシュは良く整備されていて、こうした案内板が随所に立っている。
イメージ 1
 
 
茂みの中の小路を約30分程歩く。
イメージ 2
 
 
人声が聞こえてきて、ビラ風の建物を通り抜けると、綺麗な浜辺に出た。
イメージ 3
 
 
余り泳いでいる人はいないようだ。
イメージ 4
 
 
 
静かな浜辺である。
イメージ 5
 
 
 
 
セントーサ水道を渡る空中ケーブルでこの島に上陸したが、目の前にNature Adventureの深い森があり、自然と足がその方向に向かったが、たまにトレッキングしている人に遭う位で、殆ど誰も歩いていない。しかし遊歩道は綺麗に整備され、所々案内板などもあって、道に迷うこともない。自然の滝なのか、人工的に作られたものかは分からないが、見えない所で人の手が加えられていて、猛毒の蛇なども退治されているだろう。

茂みの中を30分程歩くと、小路は段々下りになってきて、茂みの向こうから人の騒音なども聞こえてくる。山中を歩いている内にどうも島の反対側に出たようだ。林の間から海が見えてきて、急にリゾート風の建物の裏側に出た。建物の向こうに浜辺が見える。プライベートビーチかも知れないが、このリゾートマンションの前庭を突きって浜辺に出る。

静かな浜辺だ。泳いでいる人は余り見えない。タイの浜辺のように、大勢の人が黒山のようになっている光景とは程遠い。閑散とした感じだが、それがむしろ高級感を醸し出している。シンガポールでは浜辺に来て、裸になり、1日何もしないで砂浜で寝そべることは贅沢なレジャーの一つかも知れない。ウイークデイの今日、仕事もしないでここへ来ている人はリッチなのだろう。

約1キロ程の浜辺を端から端まで横断する。半島の先にマラッカ海峡が見える。数多くの貨物船、タンカーなどが沖合に停泊している。今はどのコースを通っているか知らないが、以前は南極観測船もこのシンガポールに立ち寄り、Equater,赤道を通過してバースの沖を通り、南氷洋に向かって行った。荒波にもまれる直前の束の間の安らぎ。観測隊員もこうして沖合に停泊し、心を休めていたのかも知れない。国際水路。実にいろいろな国の色々な人が、こうして沖泊りし、一時の休養を取っていたに違いない。忘れ難い光景だ。
 
 
 
 
正面にマラッカ海峡が見える。
イメージ 6
 
 
シンガポールは海の十字路、交差点。
イメージ 7
 
 
タイの浜辺のようなにぎにぎしさ騒々しさはなく、贅沢な空間だ。
イメージ 8
 
 
 
これだけ広い浜辺に数える程の人しかいない。
イメージ 9
 
 
もう一度海を眺め、この砂浜を後にする。
イメージ 10
 
 
浜辺に咲くプルメイラ。
イメージ 11