ちゃおチャオブログ

日々の連続

上海ー新加坡ー吉隆坡ー曼谷4都旅行記(39)マラッカ海峡の上空で。

隣に駐機しているエアータイガー機。
イメージ 1
 
 
チャンギ空港は海の直ぐ近くにある。
イメージ 2
 
 
間も無くシンガポール外港の真上を飛ぶ。
イメージ 3
 
 
機は右に急展開し、今度はマラッカ海峡に沿って北上する。
イメージ 4

 
少し雲が暑く、眼下の視界はすぐれないが・・
イメージ 5
 
 
 
2泊3日のシンガポール観光を終え、今日午後からはエアー・タイガーで初めての訪問先、クアラルンプルに向かう。シンガポール自体大きな島嶼で、従ってチャンギ空港も海の直ぐ傍にある。機は飛び立つと直ぐにも海の上に出て、真下にシンガポール外港が見える。世界最大の貿易港らしく、大小さまざまな貨物船が沖待ちしている様子が上空から良く見える。

機はマラッカ海峡に沿って北上する。左手の大きな島影というか陸地はインドネシアスマトラ島だ。黒々と大陸の一部のように広がっている。スマトラ島自体大きな島で、マレー半島の下半分、マレーシア1国程の広さを持っている。毎年年中行事のように問題になるシンガポールのスモッグは、この海峡を隔てたスマトラ島の山焼き等が原因と言われているが、これ程広大で、未開発の原野が広がっていれば、山焼きの規模も凄まじいものだろう。

右側の窓からはマレーシアの海岸線が見える。集落等もポチポチ見えるが、それ程人口は稠密でないようだ。長閑というよりか寒村と言った感じの、僅かな人家だ。海峡は関門海峡よりは大分広く、津軽海峡程度かそれよりも狭い部分もある。目を凝らして海峡を眺めたが、それ程多くの艦船が往来しているようには見えなかった。マレーシア、インドネシア間はこの海峡を隔てて10キロも離れていないが、両国を往復する船舶も殆ど見えなかった。数百キロに及び海峡の長さから言ったら、今眼下にぽつぽつ見える船の数も密度の点から言ったら、こんなものかも知れない。

機は海峡を離れ、今度はマレー半島の真上を飛ぶが、見た感じそれ程高い山はない。緑が濃いので、地上に下りたら多分ジャングルになっているに違いない。密林の中の道路と言ったものも余り見えない。自然のままに残されている感じだ。半島上空を飛行して間もなく、機内アナウンスで、クアラルンプル到着を告げる。シンガポールを飛び立ってから約1時間、ほんの近い距離だ。機はクアラルンプルの郊外の住宅地の上空を飛び、間も無く到着した。
 
 
 
 
雲間に薄っすらとスマトラ島が見える。
イメージ 6
 
 
実に広大だ。陸地のように広大だ。
イメージ 7
 
 
往来する船舶の数はそれ程多くないが・・
イメージ 8
 
 
50分もすると機は海峡を離れ、マレー半島上空を飛ぶ。
イメージ 9
 
 
もう間もなくクアラルンプルだ。
イメージ 10