ちゃおチャオブログ

日々の連続

「沖縄の4日間」(17)沖縄「美ら海」。

万座毛の湾の反対側には大きなリゾートホテルが建っている。
 
 
 
どこのホテルだろう。大型リゾートホテルだ。
 
 
 
恩納村、「美ら海」の美しい海岸線。
 
 
 
象の鼻の入り口付近にある土産物店。
 
 
 
さて、これから「沖縄津梁館」へ向かう。
 
 
 
 
 
沖縄へやってくる観光客の定番のコース、万座毛の「象の鼻」から、国道58号線を北上し、恩納村の美しい海岸線、「美ら海」と言われているが、これからこの海岸線に沿って北上する。この海岸線は当方が沖縄に駐在していた5年半の間、内地からの友人知人親族を何回となく案内したコースで、沖縄県民にとっても自慢の種、島の誇りでもある。

丁度30年程前、沖縄を離れるに当たって、最後の島内ドライブをしたが、その時もこの海岸線を走り、この情景を目に焼き付け、最北端の辺戸岬まで行って、そこでUターンし、今度は島の最南端、摩文仁の丘で戦没者に慰霊し、東京に帰ってきたのだったが、沖縄で生まれた娘ももう33歳、来月には嫁に行く。

左手に白砂青松、沖縄の美しい浜辺を眺めながら、遠い沖縄時代を思い出し、その当時からこの辺りは沖縄海中国定公園になっていて、その後、この先の本部半島で沖縄海洋博が開かれたり、又、次々航空会社系の大型リゾートホテルが開業したりと、観光立県としての地位を高めてきたが、記憶に新しいのは10年程前に開催された「沖縄サミット」である。2000年に森元総理の元に行われたサミットには世界の主要国の首脳がこの沖縄の地に集まってきたが、各国首脳の眼にもこの沖罠の美しさは印象づけられたに違いない。

「沖縄津梁館」。嘗て沖縄が琉球王国であった時代、明、清からの使節を迎える為の迎賓館を指していたが、今回のサミットに合わせ、新たに各国首脳を迎える為の施設として建設された。当方が離島した後にできた建物で、まだ見たことはない。この「津梁館」に寄ってみることにした。今は高級リゾートホテルとして運営されている。浜辺に出て砂浜を歩く。クリントン大統領が歩き、シラクプーチンが歩いた砂浜だ。ハマナスのつるが砂浜を這っていた。湾を隔てた対岸にはANAのホテルと思われる、白くて巨大な建物が岬の上に建っていた。

余りゆっくりはできない。名護の手前のドライブインで、友人の佃さんが我々が来るのを待っていてくれている。今日は沖縄の伝統行事「清明節」だ。琉球方言では「シーミー」と言う。家族総出で先祖のお墓参りをし、その大きなお墓、「亀甲墓」の前で、亡くなった祖先を呼び寄せ、一族揃っての食事会を楽しむ。歌や踊り、三味線なども飛び出し、賑やかに楽しむ。そのシーミーに繰り出す車の渋滞で、道路は混んでいる。佃さんにはあらかじめ遅れることを伝えてあったが、渋滞の中、なるべく早く向かうことにした。
 
 
 
 
沖縄風の落ち着いた建物だ。
 
 
 
あれ、すごいリムジーンがホテルから出てきた!
 
 
 
ああ、新婚さんだったのか。
 
 
 
外国首脳陣を迎えた建物も、今は高級リゾートホテルになっている。
 
 
 
「津梁館」の浜辺に出てみる。
 
 
 
ハマナスが地を這い、沖縄の美ら海が広がっている。