ちゃおチャオブログ

日々の連続

ラオス北部紀行(47)ポーンサワンの祭り会場で。

ポーンサワンの祭り会場にはバイクでやって来る若者も多い。
 
 
 
市の中心部にある祭り会場だ。ラオス語で「スワン・プーカム」(プーカム広場)と書いてある。「プーカム」の意味は分からない。
 
 
 
大きな広場には臨時のショップなども出ている。
 
 
 
この町では、今日が一番の賑わいかも知れない。
 
 
 
着飾った男女がボール投げ広場に向かている。
 
 
 
ああ、皆お洒落だ。一世一代の妍を競っているようだ。
 
 
 
 
 
ゲストハウスの若いオーナーの案内で朝からぐるっとジャール平原の第3サイトから第1サイトを回り、更にその途中には古都のムアンクーンの遺跡などを見たり、昼を一緒に食べたり、更に更には村落の祭りの場に飛び入りで参加して一緒にボール投げ遊びをしたりと、今日1日充実した日を過ごした。旅行者でなければ味わえないような充実した1日だった。

夕刻前にポーンサワンに戻ってきて、ホテルの部屋で一休みし、この町の広場で行われるボール投げ祭り会場へ出かける。朝食堂で一緒になった日本人旅行者から今日の夕方広場でやることを聞いていたし、彼が毎年この町へ来る理由はこのボール投げに参加することだった。

広場はホテルから歩いて2-3分、メインの大通りから少し入った場所にあった。多目的広場になっていて、今日のような祭りとか、何かの展示会、運動会などもできる丁度小学校の運動場程もある大きな広場だった。そこへ若者がバイクなどに乗ってやって来る。人によっては彼女を後部座席に乗せて一緒に来る人もいれば、単独の人もいる。祭りと言ってもお酒が入る訳ではないので、飲酒運転の心配はない。

タイでもカンボジアでもそうだが、一般的に若者はそれ程お酒は飲まない。普段から酒を飲むような習慣が無い、と言った方が当たっているだろう。これも矢張り貧しさの故かも知れないが・・。昔の日本もそうだった。日常的にお酒を飲む習慣はなかった。お祭りの時だけは無礼講で、老いも若きも一緒になって飲み明かしたが、この国では、まだそこまでの贅沢は許されていないのかも知れない。いずれにしても酔っ払いの姿を見ることはなかった。

いたいた。朝の日本人が人々の輪の中に入って、楽しそうにボール投げをしている。実に楽しそうだ。右手一本で上手にボールを受けて、そのままそのボールを反対側の女性に投げている。投げる度に対象が変わるので、意中の女性はいないようだ。この雰囲気を楽しんでいるようだ。40は超えていると思われる独身男。埼玉の川口辺りに家があると言っていたが、仕事は何か聞いていない。何の仕事か知らないが、彼もまた1年に一度、人生の息抜きの為にこの町にやって来るのだろう。

日本の広場にあるようなナイター照明はこの広場にはなく、日没が近づくにつれ、人々は三々五々輪から離れ、帰っていく。それとも良いカップルが誕生し、どこかへ場所を変えて行くのか。広場の周辺には日本の祭り広場にもあるような臨時の小売店香具師、的屋なども出ている。少し、そちらの方も冷やかしてみようか・・
 
 
 
 
ああ、この人たちはもうボール投げは終わったのか・・。
 
 
 
ああ、やってる、やっている。まだまだ色々なグループがやっている。
 
 
 
ああ、ボールが幾つも飛び交っている。奥の黄色のぼーるだ!
 
 
 
ああ、朝の日本人もいるよ。
 
 
 
良い相手が見つかると良いがなあ・・
 
 
 
ああ、良い相手を見つけたようですね